2008年06月12日
『ラクをしないと成果は出ない』
日垣 隆著 2008年5月30日発行 1500円(税込)
作家・ジャーナリストの著者による仕事術の本です。ジャーナリストという職業柄インプットとアウトプットが重要なので、仕事術の本ですが、かなりその辺が意識された内容になっています。
全体で10の章から成り、それぞれの章について見開き2ページで10の項目があり、全部で100項目あります。一つ一つの項目は、1〜2行のタイトル→2ページの本文→1行のポイントによるまとめの構成で読み切りになっていますが、たまにポイントにひねりが加わっていることがあり、そのあたりも面白いところです。
例えば
「立ち読みは書店のでなく家の中でする」
というタイトルから
「寂しさと暇をアピールしたい人は立ち読みをしよう。」
というポイントで締められています。この部分については、ちょっとシニカルな印象も受けます。
10の章のタイトルは以下の通りです。
- 基本編
- インプット編
- ネットワーク編
- 撃退編
- 独立編
- 継続編
- 組織編
- 時間編
- アウトプット編
- 生活技術編
仕事術として必要なテーマは章のタイトルにだいたい網羅されていますが、この中では「撃退編」の名付け方に著者らしさが出ているように思います。
仕事術の本を読むと、多くの場合著者の個性が出ています。実際に役立つのは一般的なことが多いのですが、読んでいて面白いのは個性的な部分です。
例えば、本書で一般的に使えそうなこととしては
- 「何をしないか」を明確にしておく
- 継続させる小さな工夫を
- 「好き」をお金にしてゆく
などです。個性的なところでは、
- できるだけ葬式には行かない努力を
- 今の仕事を30年後にもやっているかを自問。もしNOなら続かない
- 毎日仕事が終わったら、机の上と周辺を完全にリセットする
などがあります。
全体から受ける印象は、合理性、スピード、集中などを重視されていることです。著者はライターになる前に営業をされていたためか、「売る」ことをかなり意識されているようです。
本書の評価は著者の個性をどう受け止めるかによると思いますが、個人的には本書に書かれている内容は共感できる主張が多かったと思います。
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1. ラクをしないと成果は出ない(書評・感想) [ blog50-1 ] 2008年06月24日 10:33
ラクをするのはたいへんだというこった。まして成果を出すとするとなおさら。









