2008年12月04日
『小宮一慶の実践!ビジネス思考力』
小宮 一慶著 2008年12月15日発行 1365円(税込)
小宮一慶の実践! ビジネス思考力
著者:小宮 一慶
販売元:インデックス・コミュニケーションズ
発売日:2008-12-06
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著者はビジネス書を数多く書かれている方ですが、最近はベストセラーを連発されています。本書はビジネスにおけるものの見方や考え方について書かれている本ですが、過去に書かれた本のエッセンスがまとめられています。
著者の本はこのブログでも何回か紹介させていただきました。数えてみたところ、なんと本書で9冊目になっています。このブログを始めたのは約2年前なので、かなりのハイペースで本を出されていることがわかります。
本書は今まで以上に簡潔さと平易さが追求されています。問いかけによって読み手を考えさせるような工夫やポイントのまとめも随所にあり、いつの間にか読み終わっているような本です。
本書の多くの部分は、以下にあるような著者の本の内容の要約になっているので、これらの本をすでに読まれた方にとっては、今までの本と比べると新味に乏しい点もあるかもしれませんが、復習になるとも考えられます。
本書においても、著者の過去の本が数多く紹介されており、本書は今までに著者が書かれた著作への入り口的な役割を果たす本なのかもしれません。もちろん、本書だけでも有用なのですが、過去の本も読むとより理解が深まることは確かです。
本書ではものごとを理解するために、関心の幅を広げることを重視されていますが、著者は以下のようなことを日常生活において心がけておられるようです。
- 知っている道と知らない道があれば、知らない道を歩く
- 仕事に直接関係のない雑誌を常にかばんに入れておく
- テレビのチャンネルを変えるときに、一気に目的のチャンネルまで飛ばない
- 複数の新聞を一面から読む
- 本を通読する
- 気になったことはすぐメモする
自分なりの工夫をすれば、以上に述べられたこと以外にも、各々の生活習慣に応じてできることはありそうです。
本書の通読はすぐにできますが、本書で著者が書かれているような論理的思考やひらめきを身につけようとするのであれば、やはり時間をかけて量をこなすことが必要だと思います。著者もそのことは書かれています。
そのような意味において、本書に書かれていることはガイドブックや案内図のようなものであり、あくまで歩いて進むのは自分自身です。本書を読むのは楽しいのですが、自分で実践してビジネスにおける手応えが出てくるともっと楽しいことでしょう。
ガイドブックを眺めるのは楽しいのですが、旅行に行くともっと楽しいと思います。
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この記事へのコメント
そもそも本を書こうとする人は、アウトプットをやりきった人間であるわけですので、知識を貪欲に吸収し、幅を広げようとする傾向があるように思います。
だから、本の情報というのは、そもそもある種のバイアスが掛かっているのかもしれませんね。
例えば、自分の知識を広げずに、その知識を深耕し、考え抜く重要性などは軽視されがちで、「さあ外へ出よう」みたいな情報ばかりが前で出てくるような感じがするときがあります。
たしかに、本を書かれている方は、それだけでバイアスが掛かっているのかもしれません。とくに自己啓発書を書かれている方は、とくにお書きになっているような傾向を感じます。
本当に深い思索がありながら、それを表現しないために世に知られることなく亡くなっていった方は数多くいたでしょうし、今も数多く存在していることでしょう。表現されないものは存在しないのと同じになってしまいます。
小宮一慶さんについては、たぶん良い本をお書きになっているのだとは思います。別に彼についてどうのこうのというつもりはないのです。
ただ、バイアスも、「Aさんの立場ならこう考えてしまうだろうな」というわかりやすいバイアスなら良いですが、言葉になったり、本になったりした瞬間に発生するバイアスなどはわかりにくいと思います。
わかりにくいバイアスは怖いもので、自分が間違っていると気付かずに、最後におぞましい結果のみ貰い受けることになると思います。
小宮一慶さんの本は世の中をよくすると思うので、紹介させていただいています。
究極的には表現されたものにはすべてバイアスがあるので、バイアスを避けようとすると何もしないのがよいということになってしまいますが、何もしないと、それはそれで一つのバイアスになってしまうかもしれません。
存在している限りはバイアスはつきものなので、あとはいかに周囲と調和するか、そしていかに自分自身が納得するかでしょうか。バイアスを避けられないにしても、お書きのように、常にそのあたりには意識的になりたいものです。
良いことを聞いたような気がします。
どうもありがとうございました。
あと、このbestbookさんのサイトについてですが、非常に貴重な気付きが与えられることがあり、感謝しております。
こういうことも表現しないと伝わらないですよね(笑)
表現にはリスクが付きものですが、リスクを取らないとリターンもないのかもしれません。男女関係ではありませんが(笑)。








