2009年05月04日

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『株の実戦トレーニング―投資脳を鍛える!』4

窪田 真之著  2009年4月30日発行  840円(税込)

株の実戦トレーニング―投資脳を鍛える!
著者:窪田 真之
販売元:日本経済新聞出版社
発売日:2009-05
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まだ書影がないのですが、本ブログでも以前紹介した以下の本と同じ主旨の本で、著者も同じ方です。本の大きさやオールカラーなのも同様です。

右脳でわかる!株式投資力トレーニング
右脳でわかる!株式投資力トレーニング

両方ともQ&A方式により、株式投資について初級者〜中級者向けに書かれていますが、今回の本は現在の相場環境を反映している内容になっています。



本書の目次は以下の通りです。

  1. 今こそ始めよう!バリュー投資
  2. チャートの心理学
  3. チャートの数学
  4. 安全で割安な株を買おう
  5. 大不況を生き抜く「高配当利回り株投資」

「心理学」「数学」などとありますが、カラフルな図表を用いて問題とその解説が書かれているため、難しさはありません。

チャートなどのテクニカル分析については、実際に用いるかどうかについて賛否両論あると思いますが、テクニカルな面を意識している相場参加者も多いので、基本的なことは知っておいても損はないと思います。とくに出来高などは、個人的にも参考になると考えています。

ファンダメンタルな点では、本書は低PBRや高配当利回りの株式について解説されています。現在は低PBR銘柄は市場に溢れているので、本書の内容は相場環境に適していると言えます。

本書は全部で36問ありますが、解答にはファンドマネジャーをされている著者個人の考え方も反映されており、そのあたりも興味深いと思います。相場については、主観的な意見のほうが参考になる点があります。

本書で勧められている内容は、かなり安全性を重視されています。現在のような相場環境で重要なのは、倒産の可能性が高い企業を避けることです。あまりにもPBRが低すぎるようであれば注意する必要があります。

ただし、リスクを十分理解していれば、ハイリスクを覚悟でハイリターンを狙うという方法もあるかもしれません。大きなリスクを取れるのは個人投資家の特権です。

本書のQ&Aは正解かどうかではなく、考えながら読んで自分なりの答えを出し、その答えを著者の解答と比べて再考することに意味があると思います。



investmentbooks at 23:53│Comments(0)TrackBack(0)clip!本--株式投資 

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家業再生のためしばらく書評ブログを休止していましたが、一段落したのでブログ再開します。以前は1日1冊のペースでしたが、今回の更新は不定期です。書評は以前と同じようにビジネス、投資、経済本が中心となりますが、これからはそれ以外の本の紹介に加えて、3年間集中して行った家業再生、その他アイデアだけは溜めていた多くのことを気ままに書き綴る予定です。
このブログについて
2006年に開始し2010年7月にいったん休止。2013年7月より再開しました。
以前は1日1冊のペースで書評していましたが、再開後は不定期更新で、書評以外についても書きます。
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