2009年07月06日

この記事をクリップ! Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーを含むはてなブックマーク

『お金と生き方の学校』4

新田 ヒカル著  2009年6月25日発行  1680円(税込)

お金と生き方の学校 (新しい社会のための教科書)お金と生き方の学校 (新しい社会のための教科書)
著者:新田ヒカル
販売元:サンガ
発売日:2009-06-25
おすすめ度:5.0
クチコミを見る

投資家新田ヒカル氏によるインタビュー集です。本書は雑誌に連載されたものに、新たに一つのインタビューが追加されてまとめられています。

書影にインタビューされた方々の名前が書かれていますが、一人一人がその筋では著名な方です。いずれかの方の生の声を読んでみたい方であれば、本書は面白く読める部分があると思います。



本書のようなインタビュー集は、誰が聞き手になって誰を選ぶかでほとんどその価値が決まると思いますが、誰がファンドマネジャーになってどのようなポートフォリオを組むかでファンドのリターンが決まることと似ていると思います。

本書はインタビューする方が、投資家かつ仏教がお好きな方ということであり、本書のほとんどの人選はいずれかの流れに沿って決まっているように思います。おそらく、著者御自身がインタビューしたいと思っている方に話を聴かれているのでしょう。

本書でインタビューされている方々はそれぞれ個性的ですが、特に今回印象に残ったのは小池龍之介氏のインタビューです。ここ1〜2年で仏教の啓蒙書を数多く書かれている比較的お若い仏教者ですが、人生を仏教的にきびしく追求されている雰囲気が、本文と行間から突き刺さるように伝わってきます。

著者も仏教に深い興味がある方のようですが、当然のことながらやはり僧侶とは距離感があり、そのあたりがインタビューの読みどころの一つです。

個人的には人生についてはさまざまな取り組み方があるのがよいと考えていますので、仏教に対してはどちらのスタンスもありだと思います。あるいはべつのスタンスがあってもよいでしょう。個々人がそれぞれの人生を生きていること自体が、どんな人生であれ結果的に振り返ると一つの体験になっています。

投資については単にお金をふやすという観点からだけでなく、さまざまな観点からの見方があってもよいと思います。仏教的な視点もその一つです。さまざまな見方がある方が、日本の投資業界も懐が広くなり、投資業界全体の厚みが増すと思います。そしてこのことは仏教界についても言えると思います。



investmentbooks at 22:51│Comments(0)TrackBack(1)clip!本--人生指南 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 『お金と生き方の学校』  [ 新田ヒカル公式blog 225先物「投資の真理」 ]   2009年07月07日 00:31
『お金と生き方の学校』 新田ヒカル ■本の内容 苫米地英人・・・世界の仕組みと個人の自由 小飼弾・・・貧困脱出と投資 杏野はるな・・・レトロゲームとマネーサバイバル 木村佳子・・・マネー至上主義を越えて 小幡績・・・日本文化と金融リテラシー 小池龍之...

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
プロフィール
bestbook
家業再生のためしばらく書評ブログを休止していましたが、一段落したのでブログ再開します。以前は1日1冊のペースでしたが、今回の更新は不定期です。書評は以前と同じようにビジネス、投資、経済本が中心となりますが、これからはそれ以外の本の紹介に加えて、3年間集中して行った家業再生、その他アイデアだけは溜めていた多くのことを気ままに書き綴る予定です。
このブログについて
2006年に開始し2010年7月にいったん休止。2013年7月より再開しました。
以前は1日1冊のペースで書評していましたが、再開後は不定期更新で、書評以外についても書きます。
ブックマークに登録
このブログをソーシャルブックマークに登録
このブログのはてなブックマーク数
アマゾン検索
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
あわせて読みたい
あわせて読みたいブログパーツ