2010年07月11日

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『耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ』5

鬼頭 宏昌著  2010年月6月14日発行  1365円(税込)

耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ (講談社BIZ)耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ (講談社BIZ)
著者:鬼頭 宏昌
販売元:講談社
発売日:2010-06-15
おすすめ度:5.0
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著者の「小さな飲食店シリーズ」は良書だったので、すべて過去にブログで紹介させてもらいましたが、本書も期待を裏切らない本でした。

著者は過去には自ら飲食店経営をされていましたが、現在はその体験をもとにコンサルティングな仕事をしながら飲食店のフランチャイズを展開されているようです。本書の目次は以下の通りです。



  1. 耳かきエステはなぜ儲かるのか?
  2. 立ち飲み屋はなぜ儲かるのか?
  3. 小型ラーメン店はなぜ儲かるのか?
  4. 簡易葬儀はなぜ儲かるのか?
  5. コンサルタントはなぜ儲かるのか?
前作の『 小さな飲食店 開店・経営 儲けのバイブル』はそのフランチャイズ展開を始められた時期の本でしたが、本書でその事業がその後どのように展開しているかがよくわかります。

本書はおもにスモールビジネスについて説明されています。飲食関係のビジネスは著者が実際に手がけられているものですが、それら以外のものについては著者のお知り合いの方のビジネスのようです。

著者の本の特長として、細かい部分から時代な大きな流れまでを全体的にバランスよく考察されていることが挙げられます。その中でも一番特徴的なのは、現在を大きな時代の流れの変化点であると捉えられていることです。

本書で解説されているいくつかのビジネスも、すべてその流れの理解の延長上にあります。キーワードは「ニッチ&スモールビジネスの時代」です。小資本でビジネスを行うことの利点と必要性を繰り返し強調されています。

著者の考えからすると、現在はあまり景気がよくないながら持たざるものにとってはチャンスということになります。下手に大きな資産があると、その資産のため軽い動きが制限されてしまいます。

著者は最後に「負けない起業の鉄則」として5つがまとめられています。
  1. ビジネス選び、立地選びで妥協しない
  2. 景気ではなく時流の波に乗る
  3. 水平移動する
  4. 事業の本質を見抜く
  5. 最初は小さく始める
本書はおもには飲食店経営の本ですが、著者の過去の著作と同じように、飲食店経営という「特殊」を通じてビジネスにおける「普遍」が語られています。 今の時代に自らビジネスを行おうとする方にとっては、少なからず参考になる点があるので、おすすめできる本です。


investmentbooks at 23:56│Comments(0)TrackBack(0)clip!本--経営 

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家業再生のためしばらく書評ブログを休止していましたが、一段落したのでブログ再開します。以前は1日1冊のペースでしたが、今回の更新は不定期です。書評は以前と同じようにビジネス、投資、経済本が中心となりますが、これからはそれ以外の本の紹介に加えて、3年間集中して行った家業再生、その他アイデアだけは溜めていた多くのことを気ままに書き綴る予定です。
このブログについて
2006年に開始し2010年7月にいったん休止。2013年7月より再開しました。
以前は1日1冊のペースで書評していましたが、再開後は不定期更新で、書評以外についても書きます。
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