本--株式投資

2008年12月13日

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『スイング売買の心得』4

リチャード・D・ワイコフ著  鈴木 敏昭訳

2008年12月4日発行  680円(税込)

スイング売買の心得 (PanRolling Library)スイング売買の心得 (PanRolling Library)
著者:リチャード・D・ワイコフ
販売元:パンローリング
発売日:2008-12-12
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本書は大恐慌のまっただ中である1930年代に書かれた本です。著者のリチャード・D・ワイコフは当時の著名なトレーダーで、その著作は現在でも読み継がれています。かの有名な投機家のリバモアとも交流があり、本書にもリバモアと直接話をしたことが書かれています。

本書は『ストックマーケットテクニック 基礎編』が文庫化されたものであり、価格的に非常に入手しやすくなりました。さまざまな文章を集めたものなので、全体の内容は統一されてはいませんが、それにより相場についての統一性のなさが表現されているのかもしれません。

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2008年12月05日

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『千年投資の公理』4

パット・ドーシー著  鈴木 一之監訳  井田 京子訳

2009年1月3日発行  2100円(税込)

千年投資の公理千年投資の公理
著者:パット・ドーシー
販売元:パンローリング
発売日:2008-12-05
クチコミを見る

本書は原書も今年出ており、原書でも新しい本です。原書のタイトルは『The Little Book That Builds Wealth: The Knock-Out Formula for Finding Great Investments』であり、日本語訳のタイトルの「千年投資」のニュアンスはありません。「Little Book」とあるように、本書は簡潔に書かれています。

本書はパンローリング社から出ています。パンローリング社は投資の専門書を数多く翻訳出版しており、以前は専門的な内容のものが多かったのですが、最近は本書のように入門的な書籍にも力を入れているようです。

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2008年11月02日

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『ニューノーマル―リスク社会の勝者の法則』5

ロジャー・マクナミー著  三五 寛子訳

2008年10月2日発行  1995円(税込)

ニューノーマル―リスク社会の勝者の法則
ニューノーマル―リスク社会の勝者の法則

オビに梅田望夫氏推薦とあることから連想されますが、著者はシリコンバレーのベンチャーキャピタリスト兼投資家の方です。本書は扱われているテーマが幅広く、どのカテゴリにするか迷いましたが、最後に株式投資で勝つルールがまとめられているので、一応株式投資に分類しました。

本書に書かれていることは、表現の仕方は異なりますが、本質的にはしばらく前に紹介した『弾言 成功する人生とバランスシートの使い方』に書かれていることと同じものを感じます。

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2008年10月22日

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『こんなにおもしろいファンドマネジャーの仕事』4

松下 律著  2008年10月20日発行  1890円(税込)

こんなにおもしろいファンドマネジャーの仕事
こんなにおもしろいファンドマネジャーの仕事

本書はシリーズのようであり、「こんなにおもしろい〜の仕事」のタイトルで何冊か出ています。他には、弁護士、司法書士、弁理士、社労士などがありますが、本書だけは独占業務的な資格の試験と直接の関係がありません。

本書には証券アナリスト試験についての解説がやや不自然なかたちで出てきますが、他の本がもともと資格試験と関係があるためと思われます。

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2008年10月16日

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『花のタネは真夏に播くな 〜日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学〜』4

水澤 潤著  2008年10月10日発行  530円(税込)

花のタネは真夏に播くな ~日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学~ (文春文庫 経 3-1)
花のタネは真夏に播くな ~日本一の大投資家・竹田和平が語る旦那的投資哲学~ (文春文庫 経 3-1)

本書は2003年に発売された『日本一の大投資家が語る大貧民ゲームの勝ち抜け方―上場会社・約70社の大株主・竹田和平さんの旦那的投資哲学』がもとになって文庫化されていますが、その他に雑誌などに寄稿されたいくつかの記事も新たに加わり、加筆・改稿されているようです。今回紹介するため文庫版を買って読み直しました。

本書で紹介されている竹田和平氏は独特の投資哲学を持っておられ、投資家として有名な方です。本書以外にもいくつか本が出ています。本書が現在のタイミングで文庫化されたのはよいタイミングだと思います。

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2008年10月11日

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『デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座』5

山口 揚平著  2008年10月10日発行  1890円(税込)

デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座
デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座

著者は以前に『なぜか日本人が知らなかった新しい株の本』という本を書かれています。3年前の本であり、当時はブログを始めていなかったのでこのブログでは紹介していませんが、わかりやすい本だったように記憶しています。地味な装丁ながら、株式投資の本にしてはよく売れた本だったようです。

著者はM&Aを仕事にされている方で、本書は企業のデューデリジェンスとバリュエーションについて明快にポイントを絞って明快に解説されています。「読み物」ということを強く意識して焦点を絞って書かれているようです。

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2008年09月27日

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『お金を引き寄せる「STARの法則」』5

リチャード・コッチ著  月沢 李歌子訳

2008年10月7日発行  1575円(税込)

お金を引き寄せる「STARの法則」 ボストン・コンサルティング式 最強の錬金術

タイトルからはマネー哲学本のように思ってしまいますが、株式のキャピタルゲインにより資産を築く方法について述べられています。「STAR」とはボストン・コンサルティング・グループによって考案された「成長/市場シェア・マトリクス」の分類に由来します。

「成長/市場シェア・マトリクス」は経営やマーケティングの本でよく採り上げられています。他に「問題児」「金のなる木」「負け犬」とすべて挙げると思い出しやすいかもしれません。

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2008年09月06日

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『現役大学教授Prof.サカキが教える 新・株式投資「必勝」ゼミ』4

榊原 正幸著  2008年9月4日発行  1680円(税込)

現役大学教授Prof.サカキが教える 新・株式投資「必勝」ゼミ―大化け割安株 発掘編

数年前にそれぞれ出版されている『現役大学教授がこっそり教える 株式投資「必勝ゼミ」』と『現役大学教授がこっそり教える株式投資「必勝ゼミ」〈第2講〉進化する頭脳―まだまだあった!知られざるお宝発掘法』のシリーズ第3弾です。基本的な考え方は大きく変わりませんが、銘柄の選択基準が少し変化しています。

本書の内容は著者も書かれているように、ややこしいのですが難しくはありません。2010年までの市場予測なども書かれており、一つの相場観として参考になります。

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2008年08月25日

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『[新版]バフェットの投資原則』5

ジャネット・ロウ著  平野 誠一訳

2008年8月21日発行  1680円(税込)

[新版]バフェットの投資原則―世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか

本書の原書は昨年10年ぶりに第二版が出ました。本書を読むのは少なくとも今回で3度目です。1回目は株式投資を始めるころに、初版の日本語訳で何回か繰り返して読み、2回目は和訳が待ちきれず昨年発売された原書を読み、そして3回目は今回の第二版の日本語訳となります。当たり前ですが、やはり母国語は読みやすいです。翻訳書のありがたさが身にしみて感じられます。

内容としては、バフェットとその周辺のエピソードと発言を集めたものです。初版から10年経って第二版が出ており、この10年バフェットの投資の方針もいくらか変更があり、寄付も世界的な話題になったため、本書の内容も数多くの新しいエピソードが加えられています。

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2008年06月28日

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『株価が動くとどうなるか』4

角川 総一著  2008年6月22日発行  1575円(税込)

時代即応版 株価が動くとどうなるか

同じ著者のシリーズとして、『金利が上がるとどうなるか』『為替が動くとどうなるか』があります。いずれも「時代即応版」と銘打ってあります。金利の本は「時代即応版」でない版がありますが、為替と株価は「時代即応版」のみです。

「時代即応版」だけあって、現在の経済の状況に合わせて書かれており、データも新しいものでは、今月のものが使われていることもあります。全般的にやさしく書かれており、初心者向けの内容です。

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2008年06月05日

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『10年先を読む長期投資』3

澤上 篤人著  2008年4月30日発行  735円(税込)

10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書 108)

著者は独立系のさわかみファンドを設立・運営されている方です。株式投資についての著作を数多く出されており、総論的な内容がほとんどです。著者の本はやさしく書かれていますが、本書はいままでの中でもとくにやさしい本です。

本書が1ヶ月くらい前に出たとき本屋でざっと目を通しました。その時は買いませんでしたが、売れているようなので買って読んでみました。

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2008年05月25日

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『バリュー投資の強化書』5

角山 智著  2008年6月5日発行  2940円(税込)

バリュー投資の強化書~良いビジネスを安く買い、高く売るための分析手法~

著者は個人投資家の角山智氏です。個人投資家ですが、独立されて投資関係の仕事をされているので、投資についてはセミプロ的な存在です。過去にも数冊の本を書かれており、勉強させていただきましたが、本書が今までの中でもっとも分量も多く気合いが入った内容です。

400ページを超える労作ですが、図表が半分程度の量を占めており、明快に書かれているためページ数ほどには読了するのに時間のかからない本です。

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2008年05月19日

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『株式市場は現在進行形』5

太田 忠著  2008年5月13日発行  1680円(税込)

株式市場は現在進行形

以前このブログで紹介した『投資をするならこれを読め 改訂増補版』の著者によって書かれた本です。本書は日経新聞社のホームページNikkei Netにおいて連載されているコラム『経済羅針盤』に過去に連載された著者の記事をまとめたものです。コラムは現在も進行形のようです。

2001年5月から2007年9月まで2ヶ月に一回のペースで書かれたものが集められています。著者は中小型株専門で、以前はアナリスト、現在はファンドマネージャーをされているため、相場に直接関わっている視点から幅広く株式市場についての話題が集められています。

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2008年03月19日

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『中国株投資の王道』5

バートン・マルキール他著  井出 正介

2008年3月13日発行  2100円(税込)

中国株投資の王道

中国株投資についての本ですが、本書で一番注目すべき点は、現在もバージョンアップを重ねている株式投資についての古典的名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』の作者であるバートン・マルキール博士によって書かれていることです。

中国株投資については、今年の一番始め1月1日の本ブログの記事でジム・ロジャーズによる『A Bull in China』を紹介しました。訳者によるあとがきにも書かれていましたが、この2冊の本は投資業界に大きな影響を及ぼす人物によって書かれており、内容も補完的なので、合わせて読みたいところです。残念ながら、ジム・ロジャーズの本は本日の時点では、まだ日本語では読めません。

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2008年03月16日

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『成長株投資の公理』5

ルイス・ナベリア著  関本 博英

2008年4月7日発行  2310円(税込)

成長株投資の公理―株で資産を築く8つの法則

パンローリング社の新刊です。著者は30年間にわたり、投資業界に関わってこられた方です。本書については、原書のサイトが充実しており、そのサイトには本書の考えに基づく、著者による約5000銘柄の格付けデータベースがあります。また、日々更新されている著者のブログも読むことができます。

本書では、著者が長い年月を掛け、数多くの銘柄を分析し実証した成長株における、以下の八つのファンダメンタルズ指標が簡明に述べられています。

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2008年03月15日

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『会計士が教える銘柄選び』4

植松 亮著  2008年3月10日発行  1575円(税込)

会計士が教える銘柄選び―業種別の攻略法はこれだ!

会計士の方が書かれた株式投資についての本です。ご自分でも株式投資をされており、基本に則った決算書の読み方が丁寧に解説されています。本書の特徴は、「業種別に決算書の見方を詳しく解説したこと」だそうです。

一冊の本に一通りの業種が述べられているので、「詳しく」というより、どちらかというと、さらりと解説されています。

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2008年03月12日

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『裏読み「会社四季報」』4

秋津 学著  2008年3月10日発行  720円(税込)

裏読み「会社四季報」 (角川oneテーマ21 C 144)

まだ画像が取得できません。数日後の3月17日に『会社四季報 2008年 2集春号』の発売を控えていますが、本書の発売はそれに合わせているようです。「株式投資のバイブル」である会社四季報についての解説書ですが、タイトルに「裏読み」とあるように、一味違った味わいがする本です。

本書の著者は以前に以下の本を書かれており、こちらは今回の「裏」に対して、「表」ということです。四季報について最初に学ぶのであれば、本書より先に以下の本を読んだ方がわかりやすいと思います。

「会社四季報」練習帳―誰も気づいていない成長株・割安株・不人気優良株を見つけ出す

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2008年03月11日

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『なぜ、人は株で大損するのか』3

浅井 隆著  2008年3月19日発行  1470円(税込)

なぜ、人は株で大損するのか

著者は日本経済、世界経済について、数多くの悲観的な本を書かれている方です。現在の市場環境だと、タイトルを見て身につまされる方も少なくないことでしょう。それも本書の一つの目的であると思われます。

本書については、いくつか読み方がありますが、まず最初に本書の大まかな構成を書いておいた方がよいでしょう。以下の三つの部分に大きく分かれています。

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2008年03月07日

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『マーケットの魔術師【オーストラリア編】』4

アンソニー・ヒューズ ジェフ・ウィルソン マシュー・キッドマン著

長尾 慎太郎監修  井田 京子訳

2008年3月7日発行  2940円(税込)

マーケットの魔術師【オーストラリア編】―トップバリュー投資家が明かす株式市場で成功する秘密[ウィザードブックシリーズ135] (ウィザードブックシリーズ 135)

パンローリング社が翻訳・出版している「マーケットの魔術師シリーズ」の最新刊です。「マーケットの魔術師シリーズ」は、海外著名投資家やトレーダーへのインタビュー集です。すでにシリーズで5冊以上発売されています。

本シリーズは、日本語ではシリーズになっていますが、原著では全部が統一されたシリーズではありません。インタビュー集という点で共通しています。本書はオーストラリアのバリュー投資家にインタビューをしているのが特徴になっています。オーストラリアの投資家について日本では初めての本であると思われます。

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2008年02月25日

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『期待はグランデ・サイズ』4

カレン ブルーメンソール著  山木 信一

2008年1月30日発行  1890円(税込)

期待はグランデ・サイズ - スターバックス株はなぜこう動いたか?

著者は女性の方で、25年もの長きにわたって金融ジャーナリストをされており、ウォールストリートジャーナルの局長などの立場にもあった方です。本書はスターバックスについての本ですが、スタバ関係の類書と一味違うのは、株にテーマが絞られていることです。

原著が出版されたのが2007年の4月ですが、構成はスタバの2005年の株価を1年にわたって追いかけながら、創業から企業としてのスタバについて株にテーマを絞って解説されています。

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2008年02月11日

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『カリスマ・ファンドマネージャーの投資極意』4

アンソニー ボルトン/ジョナサン デーヴィス著

フィデリティ退職・投資教育研究所

2008年2月28日発行  1785円(税込)

カリスマ・ファンドマネージャーの投資極意

このブログを書いている時点ではアマゾンではまだ画像もなく予約になっていますが、リアル書店ではすでに販売されていました。「カリスマ・ファンドマネージャー」とは本書の著者の一人である、アンソニー・ボルトン氏のことです。

「英国のピーター・リンチ」とも称されている方で、ピーター・リンチと同じく米国の資産運用会社であるフィデリティ投信に所属して活躍していました。本書ではその過去の業績と、氏の投資哲学が述べられています。

 

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2008年01月28日

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『バフェットの教訓』5

メアリー バフェット/デビッド クラーク著  峯村 利哉

2008年1月31日発行  1575円(税込)

バフェットの教訓―史上最強の投資家 逆風の時でもお金を増やす125の知恵

まだ画像が取得できません。原著のタイトルは『The Tao of Warren Buffett』であり、タオという言葉が入っています。タオは道教の「道」ですが、普遍的な宇宙法則のようなニュアンスがある言葉です。

本書の著者の一人であるメアリー・バフェットはウォーレン・バフェットの義娘であり、『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』や本ブログでも紹介した『麗しのバフェット銘柄』などの著作がありますが、本書ではバフェットの株式投資に関する125の警句についてコメントを付しています。

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2008年01月25日

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『右脳でわかる!株式投資力トレーニング』4

窪田 真之著  2008年1月18日発行  840円(税込)

右脳でわかる!株式投資力トレーニング

著者は違いますが、以前に紹介した『右脳でわかる!会計力トレーニング』と同じシリーズです。カラフルな図を多用してイメージで理解する主旨には変わりがありません。

Q&A形式が中心なのは前著と同じですが、本としては今回の方がより実践的であり、より株式投資に役立つ内容に仕上がっています。

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2008年01月14日

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『外国人投資家の視点』5

菊池 正俊著  2008年1月29日発行  1365円(税込)

外国人投資家の視点

まだアマゾンでの画像が取得できないようです。著者は外資系証券会社の日本株ストラテジストで、日常的に外国人投資家との接点のある方です。約一年前に、このブログで著者の『外国人投資家』というタイトルで本書とほぼ同じテーマの本を紹介しました

本書は前著から1年の年月を経ており、記述に過去1年の日本経済や世界経済の変化が反映された内容になっています。

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2008年01月10日

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『日本のトップ企業が消える日』4

河合 達憲著  2008年1月30日発行  756円(税込)

日本のトップ企業が消える日 (角川SSC新書 24)

新しい本のため、まだ画像がないようです。著者は証券業界で20年近く仕事をされており、日本のストラテジストの草分け的存在だそうです。

本書はタイトルからだけでは内容がややわかりにくいのですが、「M&A時代の株式投資」がテーマになっています。グローバルなM&Aが日本を対象にこれから行われるようになる結果として、「日本のトップ企業が消える」というタイトルに結びつきます。

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2008年01月08日

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『大逆張り時代の到来』5

ジェームズ・P・オショーネシー著  塩野 未佳

2007年12月3日発行  2940円(税込)

大逆張り時代の到来―来るべきこれからの20年の最強戦略 (ウィザードブックシリーズ 129)

まず最初に言っておかないといけないことがあります。サブタイトルにある「来るべきこれからの20年の最強戦略」は、アメリカの株式市場における戦略です。

この20年間を振り返ると、アメリカの株式市場は歴史的な上昇相場を経験した一方、日本の株式市場は歴史的な下降相場に堪え忍んできました。過去20年の市場の状態が全く逆と言ってよいほど異なるため、戦略は当然のことながら違ってきます。それでも本書が役立つと考えているのには二つの理由があります。

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2007年12月20日

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『バリュー投資』5

クリストファー・H・ブラウン著  林 康史監訳

福重 嘉徳訳  2007年12月17日発行 1680円(税込)

バリュー投資 株の本当の価値を問う

著者の父親にウォーレン・バフェットが昔のバークシャー株の取引を仲介したこと、ベンジャミン・グラハムやバフェットが、著者がマネジング・ディレクターである投資顧問会社「ツウィーデイ・ブラウン」の顧客だったことなどが、著者の紹介に書かれています。

本書は、バリュー投資について簡潔に解説されている本です。質の高さ、読みやすさなどからすると、日本語で読めるバリュー投資の本としては一級品であると思います。

安全性の高いバリュー株(割安株)にグローバル投資をするのがよいというのが本書の主張です。個別の企業の分析については、以下の16のポイントに注意するように述べられています。

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2007年11月17日

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『コア利益調整で隠れた”お宝株”を見つけ出す!!』4

マイケル・C・トムセット著  小澤 善哉監訳

松村 哲哉訳  2007年11月15日発行 1575円(税込)

コア利益調整で隠れた”お宝株”を見つけ出す!!―企業の「真の利益」と「トレンド」がたちどころにわかる!

「コア利益」という言葉は耳慣れない単語です。グーグルで検索したところ、日本語の「コア利益」では800件ほど、英語の「core earnings」では200万件ほどヒットしました。英語圏では広まっている概念のようです。

本書によると、「コア利益」とは収益全体から一時的に発生した収益や本来の事業内容と関係のない収益を除外し、さらにストックオプション費用のように隠れた費用を調整した概念です。もともとは格付け会社のスタンダード&プアーズが提唱したもののようです。

本書では、主にストックオプション、資産の売却、年金利益などを調整項目としています。場合によっては、のれん、買収合併費用、訴訟費、保険金の支払いなどでも調整するべきとしています。

要するに臨時の損益を除外して利益を算出するという概念です。本書は米国の会計基準に則って書かれていますが、日本には特別損益の科目があるため本書の必要性は、米国においての方がやや高いかもしれません。

本書の原著が書かれて2年以上経過しており、ストックオプションについてはアメリカでも日本でも費用に計上されるようになっています。

アメリカのファンダメンタル分析の本にたまに見られる傾向として、本書には冗長さや繰り返しが目立ちますが、読んでいるうちに自然と考え方が身につくというメリットはあります。

日本と米国の会計基準に違いがあるため、本書に書かれていることをそのまますべて当てはめるわけにはいきませんが、考え方としては参考になります。例えば、のれんの償却については今のところは考え方や方法に違いがあります。

本書を読んで特に参考になったのは、通常の利益とコア利益の差が大きいことが株価のボラティリティを生み出すのではないかという考え方でした。

本書は地味な本ですが、決算書を一歩深く読むためのトレーニングにはなると思います。



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2007年10月25日

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『新しい株式投資論』5

山崎 元著  2007年10月29日発行  756円(税込)

新しい株式投資論―「合理的へそ曲がり」のすすめ (PHP新書 488)

中国ネタが続きましたが、本来のテーマである書評に戻ります。

著者は金融機関を含めたさまざまな職場で働かれている方で、過去にファンドマネジャーもされています。転職についての本などもあります。

本書は株式投資の本を一通り目を通したという方が読むと、面白く読める本です。シニカルな語り口が目立ちますが、著者が株式投資や市場について思索を深めることを楽しんでいることが伝わってきます。

一般的な本に書かれているもっともらしい理論について、著者がさらに深く掘り下げて疑問を呈する内容になっています。高度なことがさらりと書かれており、うっかりすると重要なことを読み過ごしてしまいそうです。

著者によると、株式投資は努力で上達するものではなく、「センス」を身につける必要があるそうです。本書は「センス」についても述べられています。

金融をヒトの脳を分析することにより研究する、比較的新しい分野である「ニューロ・サイエンス」についても述べられています。脳との関係について考え始めると、投資の意思決定において人間の自由意志がどこまで働くのかということが一つの大きなテーマになると思います。

そもそも自由意志が、投資に限らず存在するかどうかということを脇に置くとしても、投資において実は自由意志が働いていないとすれば、ヒトの認知パターンを解析することが、投資で利益を上げる一つの方法となることでしょう。

個人的には暴落の局面で買いを入れるとリターンがよくなるのではないかと思っていますが、これは恐怖心によるものです。

同様にバブルの時に空売りを入れるのもよさそうですが、暴落の場合にある程度の下限があることに比べると、人間の楽観さについては青天井な場合があるので、暴落時に買いを入れるよりはリスクが大きくなります。

PERについてはいくら下がってもせいぜい5倍とかですが、上がる場合は利益が出ていない場合など、理論上は無限大まであり得ます。

もしも自分が専業でトレードをするならば、大きく下がったところで買いを入れるというスタンスをとることでしょう。



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2007年10月06日

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『株式投資これだけ心得帖 文庫増補版』4

東保 裕之著  2007年10月1日発行  680円(税込)

株式投資これだけ心得帖 文庫増補版 (日経ビジネス人文庫 ブルー と 3-2)

3年半前に出版されたものに新たな章が付け加えられて文庫化されたものです。分量として前の版の1.5倍くらいになっています。以前の単行本は、パンローリング社による、もっとも優れた投資関連の製品について授与されるブルベア大賞を200年に受賞しました。

本書はバランスの取れた良書であるとは思うのですが、2004年に出版された投資関連の本の中でベストかどうかと訊かれると、個人的には何とも言えないところです。著者が投資業界の組織に在籍していた期間が長いためか、無難な主張が多く、どちらかというと、攻めというよりは守りの本です。また、長期的な投資というより短・中期的な内容です。全体がQ&Aの形式で書かれています。

多くの方を対象にする本は、本書のようにリスクを取らない主張が多くなります。多くの人にはインデックスファンドが勧められることと同じです。

参考になった考え方としては、

  • 必勝法はないが、有用な経験則はある
  • プロは単純なことだけを繰り返して稼ぐ
  • 銘柄選択よりも売買技術向上に時間を割くべし
  • 発注を決断したら、できる限り急いで発注すること
  • 自分の気持ちがよくなっている時が、引き際

などがありますが、これからもわかる通り、投資というより投機的な運用です。ある程度日中の時間を相場に割ける方でないと、実践しにくいものもあります。

文庫本であり、新聞に載っているような4コママンガもあったりと、手軽に読みやすいつくりになっているので、読んでおくのもよいと思います。



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家業再生のためしばらく書評ブログを休止していましたが、一段落したのでブログ再開します。以前は1日1冊のペースでしたが、今回の更新は不定期です。書評は以前と同じようにビジネス、投資、経済本が中心となりますが、これからはそれ以外の本の紹介に加えて、3年間集中して行った家業再生、その他アイデアだけは溜めていた多くのことを気ままに書き綴る予定です。
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2006年に開始し2010年7月にいったん休止。2013年7月より再開しました。
以前は1日1冊のペースで書評していましたが、再開後は不定期更新で、書評以外についても書きます。
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