つぶやき--株式投資
2009年06月20日
バブルの先見性
世界の歴史において、今までいくつものバブルが起こっては破裂してきました。古いものでは、オランダのチューリップバブル、イギリスのサウスシーバブル、フランスのミシシッピー計画、1920年代のアメリカの株式市場におけるバブルなどがあります。
新しいものでは、インターネットバブルや、ごく最近の原油バブル、新興国バブルなどがあります。バブルは非合理的と言われていますが、その中にも人間の先見性が含まれているように思います。
続きを読む2009年06月12日
リバースインディケーターとしての自己感情
投資では、「当たり屋につけ」、「曲がり屋に向かえ」という格言があります。この両者は対になる格言です。
「当たり屋につけ」とは、相場に勝ち続けている人と同じポジションを取る方がよいということであり、「曲がり屋に向かえ」とは、逆に負け続けている人とは逆のポジションを取った方がよいという意味です。
続きを読む2009年06月09日
現在の株式市場について
本日の日経平均の終値は9700円台、6月になってからの終値は9500円以上をキープしており、10000円台が視野に入っています。
巷ではちらほらと楽観的な見方も出てきており、市場の雰囲気は昨年の秋や今年の春の7000円台の頃と比べると、よくなってきているように思われます。
続きを読む2008年12月31日
今年の株式市場についての雑感
今年も今日で最後なので、本を紹介する以外に何か書こうと考えましたが、今年はサブプライム問題に端を発する金融危機の影響によりマーケットが大荒れだったので、市場から実感を通じて学んだことを書いておこうと思います。
続きを読む2007年07月18日
株式投資と信用取引
不動産投資はほとんどの場合借金をします。よくレバレッジということが言われます。場合によっては、フルローンで投資資金をすべて借り入れでまかなったりということもあります。
株の場合で考えると、信用取引が相当するように思いますが、実は信用取引以前に株を買うことそのものが信用取引となっています。なぜなら、ほとんどの企業がもともと借金をしているからです。不動産投資のバランスシートと企業のバランスシートのおおまかな構造は同じです。株のリスクが高いのは、もともとが信用取引だからです。
そのように考えると、株の信用取引を行うのは、二重にレバレッジをかけていることになり、極めてハイリスクであることがわかります。株を買う目的では、銀行がお金を貸してくれないのはそのためです。銀行はすでに企業にお金を貸してしまっています。
証券会社は株の信用取引にお金を貸してくれますが、それは証券会社は顧客の口座を把握しており、場合によっては、強制的に決済を行うことによりリスクコントロールが可能だからです。