本--その他

2008年02月17日

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『生命保険の「罠」』の著者より本についての訂正

先日紹介した『生命保険の「罠」』の著者より、本の内容について訂正があるとのコメントをいただきましたので、以下にリンクを張ります。本を買ってお読みになっているかたは、ご参照下さい。

生命保険の罠--訂正しました

 



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2008年01月06日

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『生命保険の「罠」』5

後田 亨著  2007年11月20日発行  840円(税込)

生命保険の「罠」 (講談社+α新書)

著者は現在は独立されていますが、長年保険業界で営業をされていた方です。本書は有益で読みやすく、著者の業界を改善しようという心意気が伝わってくる良書です。生命保険に新しく入ろうとしている方、加入しているけど見直しを考えている方にとくにおすすめです。

社名などが出ていることもあり、本書は業界の内部告発的な意味も兼ね備えていますが、本当の目的は、いかして保険の加入者が損をしないような保険の選び方をするかということについて啓蒙するということにあります。

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2008年01月03日

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『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』5

小宮 一慶著  2007年9月15日発行  1050円(税込)

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

著者は経営コンサルタントで、本書はビジネスをテーマにした「ものの見方」についての本です。

最初の章に「見える力の大原則」がまとめられています。以下の部分が、本書で最も重要なポイントであり、著者が最も伝えたいところであると思われます。

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2007年12月25日

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『子どもをナメるな』4

中島 隆信著  2007年12月10日発行  735円(税込)

子どもをナメるな―賢い消費者をつくる教育 (ちくま新書 697)

経済学者による教育論です。「義務教育の目的は、賢い消費者をつくること」であると主張されています。「賢い消費者」とは、「自分の人生をどのように楽しめばよいか知っている人」だそうです。

確かに楽しむというのは人間の重要な能力です。どのような人が最も優れているかと考えると、いろいろと考え方はあると思いますが、楽しむ能力がある人かもしれません。

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2007年12月02日

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『亜玖夢博士の経済入門』4

橘 玲著  2007年11月30日発行  1650円(税込)

亜玖夢博士の経済入門

マネーロンダリング』『「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計』『臆病者のための株入門』などの経済小説や資産運用の解説書で有名な橘玲氏の新作です。これらの3冊は新書や文庫で手軽に入手できます。

いままで小説として書かれた著者の作品はドキュメンタリータッチでしたが、本作はひと味違った味わいがあります。表紙やタイトルからも想像できると思いますが、ブラックユーモアに満ち溢れています。藤子不二雄Aの『笑ウせえるすまん』シリーズを思い起こさせる内容です。

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2007年11月19日

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『頭脳勝負―将棋の世界』4

渡辺 明著  2007年11月10日発行  735円(税込)

頭脳勝負―将棋の世界 (ちくま新書 688)

将棋のプロ棋士である渡辺明竜王の本です。ここ数年はプロ棋士の方が書かれた一般向けの本が目立ちます。これにはいくつかの理由があると思いますが、一番の理由はコンピューターとインターネットの普及に拠るところが大きい思っています。

インターネットやコンピューターと将棋の相性は抜群によいと思います。インターネットを通じて将棋が指せることも、将棋界の復活に大きな役割を果たしていることは間違いがありません。

コンピューター将棋のソフトは昔からありましたが、実力がようやく人間に追いついてきました。本書でも、著者が将棋ソフトの「ボナンザ」と対戦する話が出てきます。

チェスの世界では10年くらい前からトッププロにコンピューターが追いついていますが、将棋は今しばらくの時間がかかりそうです。これは、チェスと違い、将棋の場合は取った相手の駒を使えるということが枝分かれを大きくしているためです。

もう数年すると、プロが負けたということが報道される可能性がかなり高いと思います。将棋界にとって一つの節目となると思いますが、そのことについての危機感も将棋界にはあるのかもしれません。

コンピューターが人間より強くなったときのプロ棋士の存在意義については、これからの数年で議論が盛んになるでしょう。車は短距離の世界記録保持者よりも速く走りますし、コンピューターはそろばんの名人と比べものにならないほどの計算能力がありますが、それぞれ存在していることを考えると、将棋界が単純に衰退してしまうとは思われませんが、今までのあり方が違ってくることはたしかです。

コンピューターの方が圧倒的に強くなってしまえば、棋士は対局中にコンピューターに触れる機会を持つことは許されないでしょうし、電話などで話をすることもできなくなるかもしれません。

ちょっと話がブログのテーマから逸れていますが、将棋の話が長くなるのは、自分が将棋に対しては少なからぬ思い入れがあるからです。

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2007年09月26日

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『なぜあのサラリーマンは税金を払っていないのか』4

大村 大次郎著  2007年10月5日発行  900円(税込)

なぜあのサラリーマンは税金を払っていないのか―家・クルマ身のまわりの税金を安くする驚きの方法満載!! (かに心書)

かに心書(新書の間違いではありません)の最新刊です。著者は元国税税務調査官で、数多く税金についてのわかりやすい本を書かれています。

本書は、給与所得者の節税方法について書かれています。著者によると、現在の日本の格差は、金持ちが優遇の税制も影響しているということです。給与所得者であるサラリーマンからは源泉徴収などにより税金を取りやすいので、取りやすいところから取っているということです。

本書の目的は、税金をしっかり取られており、場合によっては本来より多く払っているかもしれない給与所得者の節税方法について具体的に書かれています。本書にある方法は、一般の税金の本に書かれていることが多く、税金についてのグレーゾーンを体験的に述べるという著者の持ち味が、他の著作と比べてやや生きていないかもしれません。

税金にグレーゾーンが多いということは、著者の他の本にも書かれています。税金の話からややそれますが、専門家の役割はグレーゾーンの調整にあります。税理士、弁護士、ファンドマネジャーなどを考えてもらうとわかりやすいと思います。

書物やネットでもある程度の情報はわかりますが、現場の経験を数多く踏まないとわからない実状があり、どんな職業にもあることでしょう。顧客にとって、優秀な専門家はグレーゾーンを自分にとってなるべく有利に調整してくれる人です。グレーゾーンにははっきりした答えがないことも多いので、長年の経験で顧客のリスクを最小にしてリターンを最大化することができる決定ができる人が腕のよいプロフェッショナルです。

問題はどのようにしてそのプロフェッショナルを見つけるかです。顧客がグレーゾーンがわからないのは仕方ないですし、それだからこそプロフェッショナルに依頼するのですが、心得ておくべきは、書物などで得られるグレーゾーンでない情報はある程度自分で理解しておくことです。そうすると、多少はプロフェッショナルの腕もわかりますし、プロフェッショナルの方もそれに応じて適度な緊張感を持つことでしょう。とんでもないプロフェッショナルに依頼してしまう失敗も減ると思います。

本書は、給与所得者の税金について、グレーゾーンではないある程度の知識を得ることができます。給与所得者で、確定申告などもしたことがなく、税金についてはほとんど分からないという方にとっては、節税の観点からも役に立つと思います。でもやはり、給与所得者が可能な節税方法は限られているということも、本書から分かります。



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2007年08月12日

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『人を動かす情報術』4

春木 良且著  2007年8月10日  777円(税込)

人を動かす情報術

ちくま新書の最新刊です。著者は大学の教官ですが、情報を中心とした学際的な研究をされているようです。本書は、文章自体は読みやすいのですが、最近の新書にしてはやや難しめに書かれています。

本書では「情報スタイリング」という新しい概念を提唱されています。簡単に言うと、情報の伝え方ということのようです。企業の不祥事など、いろいろな具体例を用いて情報の伝え方の重要性について述べられています。

情報の伝え方の重要性については、人対人の場合も同じで、話の内容よりも、表情や声の調子がより大きな情報としての割合を占めます。広い意味においては、「情報スタイリング」も情報です。

情報が重要であるのは、人のコミュニケーションはすべて情報を提供し合うことだからです。多くの情報交換は無意識下で行われているため、それらを意識化するのは一つのポイントであり、本書の役割はそこにあると思われます。

企業のマーケティングやIRなども、まさに情報戦略そのものとなってきています。現代においては、まさに「情報を制するものは世界を制す」です。



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プロフィール
bestbook
家業再生のためしばらく書評ブログを休止していましたが、一段落したのでブログ再開します。以前は1日1冊のペースでしたが、今回の更新は不定期です。書評は以前と同じようにビジネス、投資、経済本が中心となりますが、これからはそれ以外の本の紹介に加えて、3年間集中して行った家業再生、その他アイデアだけは溜めていた多くのことを気ままに書き綴る予定です。
このブログについて
2006年に開始し2010年7月にいったん休止。2013年7月より再開しました。
以前は1日1冊のペースで書評していましたが、再開後は不定期更新で、書評以外についても書きます。
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