つぶやき--旅行

2008年06月08日

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仙台に来ています5

仕事の関係で金曜日から仙台に来ています。

仙台に来たのはほぼ20年ぶりです。以前訪れたときは空が広い街くらいの印象しか残っていなかったのですが、久々に来てみて町並みのよさに驚いています。

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2007年10月24日

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北京雑感45

北京の街を歩いていると、道路から離れていないところでは、ひっきりなしにクラクションの音が聞こえます。鳴らされる時間も長めで、日本人の感覚では慣れないとかなり耳障りです。

クラクションが鳴らされる理由としては、赤信号なのに人が横断歩道を渡ろうとしたり、道の真ん中を人や自転車が車と平行に進んでいたりするためです。

車の方も、歩行者用信号が青であるにもかかわらず、平気でクラクションを鳴らしながら横断歩道を横切ります。信号は「一応ある」といった感じです。最近はオリンピックに備えて、中心部では交通整備をする人が配置されていますが、信号無視は長年の習慣であるため、なかなか改善が難しいようです。

要は誰もが早く進みたいため、信号が無視されているようです。個々人はそれぞれ最も効率よく進もうとしているのですが、全体が混雑するため、個々人の効率も悪くなっています。

個々人が自分の利益を追求することが、全体の効率を必ずしもよくしないというよい例です。交通事情は中国の現状を象徴しています。

駅の切符売り場も非常に混雑しているときは、列など無視して窓口に人々が殺到し、一つの窓口に5本くらいの手が伸びて、それぞれが必要とする切符を皆が同時に大声で駅員に伝えており、他の人のことなど考えていないようです。少なくとも日本人にはそう見えます。

中国人は自分の損得に対する感覚が鋭く、個々人がそれぞれ自身の利益を最大化しようと動いているように見えます。日本人が全体の和を重視するのと対照的です。

個人対個人で交渉すると日本人は中国人に負けてしまうことが多いと思います。しかしながら、集団で競争する場合は、中国のまとまりのなさが足かせとなって、日本の方が有利かもしれません。

外国人が中国でビジネスを行う場合騙されてしまうことが多いという話がよくありますが、現地の人によると、中国人同士でも騙し合うのは日常茶飯事だそうです。

今後の中国の発展にとって、集団としての協調性が一つのボトルネックになるかもしれません。逆に考えると、なんらかの方法でまとまりができれば、極めて手強い競争相手になることでしょう。日本人と中国人のよいところを足して2で割ると世界最強かもしれません。



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2007年10月23日

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北京雑感35

北京滞在の主な目的は病院見学でした。

病院にはいるとすぐに外来担当医の一覧表が貼ってあります。医師の専門と診察をしている曜日や時間などです。これは日本でもよく見ますね。

目を引いたのは、診察代も載っていたことです。驚くべきは、診察代の一番低い医者と高い医者で、なんと50倍程度の差があることです。日本円に換算すると、100円と5000円程度の違いです。格差何と50倍!

医療技術の差による評判や人気などから差が出てくるようですが、医者の診察代については日本よりも市場原理が働いています。日本の保険診療では、同じ科であれば、どの医者が診察してもほとんど同じです。医療については、中国よりも社会主義的です。

診察代の違いが医者の給料の差にダイレクトに反映されているかどうかは確認しませんでしたが、給料が同じであるとしても医者としてはありがたいシステムです。なぜならば、診察代を調整することにより、労働時間を調整できるからです。人気が出て外来があまりにも混むようであれば、診察代を上げれば負担が減ります。

日本のようにあまりにも市場原理からかけ離れている場合は、どこかにしわ寄せが来ていることが多いのですが、現在の日本では誰が損をしているのでしょうか?

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2007年10月22日

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北京雑感25

北京では時間が空くと本屋に通っていました。4ヶ所の書店に行ったのですが、そのうちの二つは市内の中心にある大型総合書店です。投資やビジネスに関係する本は、北京の代表的繁華街である王府井にある大型書店でいろいろと見ました。

時間が切迫していたため、ビジネス関係の本については30分程度しか眺めることができなかったのですが、一通りコーナーをざっと見ることができました。ビジネス書は書店の一階にあり、大勢の人でにぎわっていました。入ってすぐの場所には、共産党大会の開催期間中であったためか、共産主義関係の本が大量にありそのすぐ奥がビジネス書コーナーでした。

共産主義関係の本のすぐそばに、お金儲けに関する本があるのが興味深いところです。多くの人が集まっているのはビジネス書の方でした。投資関連の本があるところは非常に混雑しており、本を手に取るまでしばらく待つ必要がありました。

バフェットについての中国語での本などもあり、記念に買って帰りました。価格は500円程度です。ドイツの投資家についての翻訳書などもあり、日本の本屋では見たことがない人の名前でしたので、その本も購入しました。

投資の本については、ファンダメンタル、テクニカル、心理学などの観点からのものがバランスよく並べられていました。時間があればじっくりと目を通したいところでしたが、残念ながら十分な時間がありませんでした。

蓄財や資産運用などの本もさまざまな種類があり、いろいろな国の翻訳ものも充実しているようです。有名どころでは「金持ち父さんシリーズ」が積まれていました。

中国の株式市場の好調さの影響もあると思いますが、本屋だけの印象からしても、中国は完全に資本主義化されているようです。その書店は大会が開催されている会場から距離的にほとんど離れていません。最も共産党関係のイベントが盛り上がるはずの時期であるにもかかわらず、本屋の共産党関係のコーナーでは人が閑散としており、ビジネス書関係のコーナーは大混雑でした。



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2007年10月21日

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北京雑感15

1週間ほど中国の北京に滞在し、本日帰国しました。

北京に行ったのは、中国伝統医学の病院を見学することが主な目的でしたが、現地でいろいろと感じたことがあるので、このブログのテーマに関係することを、書評の合間に、数日間に渡って書きつづりたいと思います。

ちょうど中国共産党の5年に一回の大会期間中であったため、北京は公安や警察官であふれており、ものものしい雰囲気でしたが、かえって治安がよく安心して街を回ることができたという利点がありました。

北京についてまず目についたのは、空港から市内にいたるまでの道程や市内のあちらこちらで大型の商業ビルやマンションの建設が行われていたことです。一部では夜中の突貫工事も行われていました。まさにオリンピックに向けての建設ラッシュです。話には聞いていましたが、現地での熱気を体感できました。

現地の人の話によると、市内の新しいマンションの相場は1平米あたり日本円で20万円程度だそうです。東京ほどではありませんが、日本の地方都市くらいでしょうか。一般の中国人の収入からすると、かなり高く感じることでしょう。

現在の中国の不動産の状況についてはバブルでオリンピック後ははじけるのではないかという話もありますが、バブルかどうかは微妙なところです。経済発展とともに需要が次々と湧いてくるので、長期的な経済成長の初期から中期に当たるのかもしれません。そうするとバブルではありません。

オリンピック後に調整はあるかもしれませんが、長期的には価格が東京のマンションくらいになるまでは値上がりを続ける可能性が十分にあると思います。



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プロフィール
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家業再生のためしばらく書評ブログを休止していましたが、一段落したのでブログ再開します。以前は1日1冊のペースでしたが、今回の更新は不定期です。書評は以前と同じようにビジネス、投資、経済本が中心となりますが、これからはそれ以外の本の紹介に加えて、3年間集中して行った家業再生、その他アイデアだけは溜めていた多くのことを気ままに書き綴る予定です。
このブログについて
2006年に開始し2010年7月にいったん休止。2013年7月より再開しました。
以前は1日1冊のペースで書評していましたが、再開後は不定期更新で、書評以外についても書きます。
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