2007年04月08日
『義理と人情』
みの もんた著 2007年3月30日発行 720円(税抜き)
著者はTVでおなじみの、みのもんた氏です。ふだんあまりテレビを見る機会がないためか、この本に目を通すまで、著者が家業である水道メーター製造・販売会社の代表取締役社長を務めていたとは知りませんでした。本書を購入しここで紹介するのは、「僕の経営論」の1章があったからです。
本書を読んで感じる著者の印象は、テレビでの印象とあまり変わりません。著者がテレビで言われていることは、テレビ向けのパフォーマンスの要素もあると思っていましたが、本書にも書いてあるように地で発言しているとのことで、たしかにその通りであるように思います。
ホリエモン(と思われる人物)が著者の番組に出て交わす会話があります。本書の対話を読む限りでは、著者はライブドアの事業内容を理解していたようには思われず、一方的にマネーゲーム、虚業などと断定しています。
本書には著者の苦労話などは出てくるのですが、本当の意味で自分自身のダークな部分を省みるような話は出てきません。エピソード的には面白い話が多いのですが、本書でないと学べないような仕事や経営の話はあまりないかもしれません。
人生が流れに乗ってうまくいっているときは、中途半端な内省などはしない方が大きな流れに乗ることができるということがわかる本です。
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. みのもんた [ Good!な芸能ブログ集 ] 2007年04月09日 04:21
姉帰国 ...なってくると嬉しいものです。 ちょっと抽象的過ぎますが、決まり次第随時アップできればと思います。 写真はここ最近読んでるみのもんたの「義理と人情」 司会者としても人としても素晴らしいなぁ~って感??">
この記事へのコメント
1. Posted by お笑いみのもんた劇場支配人 2007年04月10日 19:55

<a href="http://montagekijyo.blogspot.com/2007/04/blog-post.html">お笑いみのもんた劇場: みのもんた 渦中にコーナー潰して自己宣伝する厚顔</a>
2. Posted by bestbook 2007年04月10日 21:18
個人的には、みのもんた氏には好き嫌いはないのですが、
影響力が大きい人だけに、テレビでは影の部分も考慮して
発言してもらいたいところです。
影の部分を無視して、思ったことをそのまま言いきって
しまうところが高視聴率につながっている面があるので、
テレビ局としても難しいところでしょうね。
上で私自身が書いた文章も、みのさん的な要素があった
かもしれません。
影響力が大きい人だけに、テレビでは影の部分も考慮して
発言してもらいたいところです。
影の部分を無視して、思ったことをそのまま言いきって
しまうところが高視聴率につながっている面があるので、
テレビ局としても難しいところでしょうね。
上で私自身が書いた文章も、みのさん的な要素があった
かもしれません。