2008年06月08日
仙台に来ています
仕事の関係で金曜日から仙台に来ています。
仙台に来たのはほぼ20年ぶりです。以前訪れたときは空が広い街くらいの印象しか残っていなかったのですが、久々に来てみて町並みのよさに驚いています。
まず仙台駅からすぐにメインの商店街が始まっています。地方都市は本当の中心街と駅が歩くとしんどいくらいの微妙な距離があることが多いのですが、仙台は駅から中心街がつながっており、非常に利便性がよいと思います。
建物も新しくきれいです。デザインも現代的でしゃれており、全体的に統一されている感じがします。青葉通りは緑が豊かで、道路幅も広く余裕があります。全体的に街がゆったりと感じられるのは、地元の人たちの東北なまりもあるかもしれません。
商店街には楽天イーグルスのペナントがはためいていました。仙台に来るまで、仙台が楽天イーグルスの本拠地であることを忘れていました。
ホテルは楽天トラベルから申し込み、宿泊代は楽天のポイントで払ったのですが、「楽天をよくご利用で・・・」とにこやかにフロントの方に言われました。数年前に四国の田舎のホテルを楽天トラベルで予約して楽天カードで払ったときは、「楽天はカードもやってますの?」とフロントで対応していたそのホテルの経営者の方に、複雑な表情で言われたことを思うと、大きな違いがあります。
数年前楽天トラベルは紹介料を十分な話し合いなく引き上げたため、宿泊業界にあまりよく思われていなかった時期がありますが、やはり楽天イーグルスの地元仙台では宿泊業界でも楽天の印象は悪くはないようです。
地方都市を訪れるときは、時間に余裕があると書店を探して入ります。今回もあゆみBOOKSという比較的大きな書店に入りました。地方の書店に入るといつも思うのですが、並べられている本にほとんど東京と違いがありません。平積みになっている本も同じです。
地方都市の大型書店間の違いよりも、東京での八重洲ブックセンターと三省堂の違いの方が大きいのではないかと思ってしまいます。
そう考えると、地方に来てまで本屋に行く必要はないのではないかとも思いますが、初めて見る本屋を素通りすることはできません(笑)。東京で手に入らない本はないのですが、荷物が重くなることを承知しながらもつい買ってしまいます。
ちなみに今回買った本は以下の二冊です。
新個人主義のすすめ (集英社新書 (0427)) (集英社新書 (0427))
重くなるので新書を買ってしまいます。最初の本は新しい本ですね。後者は数ヶ月前に出た本ですが、旅先では人生論的な本に手が伸びます。旅先の非日常的な空間にいると、旅ともいえる人生を考え直したくなるのかもしれません。読んで面白ければブログで紹介します。
地方で本屋に行くのであれば、古本屋に行く方が実りが大きいでしょう。たまに格安の超掘り出し物があったりします。マーケットの厚みがないので、プライシングがうまく行われないことがありますが、そこがねらい目です。非効率的な市場では掘り出しものがあります。
地方都市に来て他に注意することは、その場所の雰囲気や景気です。仙台は両方とも悪くなさそうでした。地元の人々の表情も悪くないですし、商店街にはしっかり多くの人が歩いています。
地方にも格差があります。地方都市は東京に比べて苦しいと言われますが、道州制になった場合、州都になるような都市の景気はそんなには悪くはないのでしょう。
追記:あゆみBOOKSは東京が本社の書店でした。品揃えが東京とほとんど変わりないのも納得です。首都圏以外の都市では、なぜか仙台だけに店があるようです。
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この記事へのコメント
仙台は最近だと5年くらい前に行ったような。
街のサイズもちょうどいいし、木々もきれいで
気持ちのよいところでした。もっとも、今頃
行ったのは2回くらいで、あとは冬でしたけど。
牛タンは食べましたか?必須です(笑)
仙台は本当によい街でした。
ちょっと調べてみたら、ここ数年で
さらに開発されているようでした。
牛タンは今回行くまで名物であることを
知らなかったのですが、街のあちこちに
牛タンの看板があるので、さすがに頂き
ました。やはり美味でした(笑)。
そうでしたか。じゃあ、よりよい感じに
なっていそうですね。また機会を見つけて
訪ねたいです。
そうでしたか。牛タン食べずに帰るなって
ことですね(笑)。
今回は残念ながら観光名所を訪れる
ことはできませんでした。
次回は純粋な旅行で行きたいものです。



