2010年07月05日
家業再生43
先々週末ようやく無線LANが使えるようになりました。と言っても、ワンフロアだけです(^_^;)。
先週の初めに無線LANが使えるということで予約を取ったので、ギリギリセーフでした。先週末はその他のフロアすべてにLANケーブルを何とか通し終えたので、次回帰省する際には配管工事、モジュラプラグの加工、機器の設定を行って、全フロアで無線LANが使えるようになるはずです。現在無線LANを利用した企画が頭の中にあります。
有給の日を除くと週末しか作業ができないので仕方ないのですが、それにしても進み具合が遅々としています。
地元で専念していれば、単に日数だけで考えても1ヶ月分の仕事を1週間程度でできるはずなのですが、現状では仕方ありません。
最近は東京にいて仕事をしていない間は電気、通信、建築、設備などについてや工具や工事の仕方などの本を片っ端から読んだり、メーカーや販売店に直接電話をしたり、資材の店をブラブラしたりであっという間に時間が過ぎてしまいます。
ここ数年ブログで紹介しているような経済や金融についての本を中心に読んできましたが、理工系の技術的な本を読むのも世界が広がるようで新鮮です。でもスイッチングハブを購入したら、付属していたマニュアルが英語だけで500ページ以上あったのには涙しました。
帰省したら集中して工事をして、東京に戻ったら少し距離を置いていろいろと調べものや考え事をするので、バランスが取れてよい面もあるかもしれませんが、やはりこちらにいる間はじれったい感覚があります。
恋愛ではありませんが、集中したいけどできないという状態が一番情熱が続きやすくてよいのかもしれません。いざ集中できる状態になると、その集中する状況自体から距離を取りたくなってしまいます。
帰省したらああしようこうしようと想像して、最もよいと思われる工事のやり方に思いをめぐらせ、帰省して朝から晩まで作業に集中します。
でも本当に大きく事業を拡大する人は、週末だけでなくずっと自分の事業に専念するのだろうと想像します。残念ながら医療方面の仕事にもまだやりたいことがあるので、専念してみたい思いも少しはありながらも、どちらか一方に専念する気にはなれません。
しかしながら、これはこれで不安定な時代状況に即しているのかもしれません。一つことに集中するメリットはありますが、以前と比べると一つのことしかやらないリスクは高くなっているように思います。
病院とホテルは直接は関係がないのですが、根底にあるホスピタリティでは共通していますし、医療を合理化することやホテルに癒しをもたらす点においてはそれぞれ相互に参考になる面もあります。
合理化と癒しは対立的に考えられやすいのですが、現在の自分のテーマはこれらの統合なのかもしれません。現在与えられている環境を一生懸命楽しんでいれば、統合の時期は自然と訪れるのではないかと妄想してしまいます。
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この記事へのコメント
投資の世界でも分散投資の効用が言われますが、病院とホテルも分散効果がありそうで、うらやましいです。
全館開通頑張ってください。
二つのことをしていると分散できてよいと思うのですが、軌道に乗るまではなかなか大変です。ホテル事業は今の時代はややリスキーな面があります。
次回帰郷時に全館開通予定なので、その際にはまた記事でご報告したいと思います。


