本--自己啓発
2009年12月28日
『誰もが無理なく夢を引き寄せる365の法則(気づき)』
水野 俊哉著 2010年1月1日発行 1365円(税込)
誰もが無理なく夢を引き寄せる365の法則(気づき)
著者:水野俊哉
販売元:きこ書房
発売日:2009-12-22
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著者の本は最近『恋愛格差社会サバイバル モテ本案内51』を紹介したばかりですが、1ヶ月も経たない間に本書が出ました。本書は縁起がよさそうな本なので新年のお正月に紹介しようかとも考えたのですが、早めに紹介すれば正月に本書を読める方もいると思って本日紹介させてもらうことにしました。
本書はきこ書房から出版されています。自己啓発本に関心のある方であれば、きこ書房と言えばナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』が思い浮かぶことでしょう。
続きを読む2009年11月25日
『どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座』
小宮 一慶著 2009年11月20日発行 1050円(税込)
どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
著者:小宮 一慶
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-11-19
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「時間力」とありますが、本書で述べられているのは、いかにして効率よく多くのアウトプットをするかという考え方です。時間の管理とインプットの方法についてもそれぞれ一章を割いて解説されていますが、それらはアウトプットのためです。
本書は時間管理という客観的なテーマを扱っているように思われますが、実は時間管理の考え方を通じて著者の人生観や幸福観を述べている本であると思います。本書の目次は以下の通りです。
続きを読む2009年09月19日
『テレビは見てはいけない』
苫米地 英人著 2009年9月29日発行 735円(税込)
テレビは見てはいけない (PHP新書)
著者:苫米地 英人
販売元:PHP研究所
発売日:2009-09-16
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苫米地氏の新刊です。最近非常に多くの本を出版されていますが、新書を目にするのは初めてです。タイトルは『テレビは見てはいけない』ですが、このタイトルはほとんどの人の注意を引くはずです。
なぜなら、ほとんどの人はテレビを見ており、さらに「テレビはあまり見ない方がいいかな」と常日頃なんとなく思っている人も少なくないからです。最近の苫米地氏の本を何冊か読まれた方は、本書の内容の想像がある程度付くかもしれません。本書の目次は以下の通りです。
続きを読む2009年07月21日
『まずは親を超えなさい!〜最新の脳科学と認知心理学を基にした自己実現プログラムTPIE公式ブック〜』
苫米地 英人著 2009年7月17日発行 1470円(税込)
まずは親を超えなさい!~最新の脳科学と認知心理学を基にした自己実現プログラムTPIE公式ブック~
著者:苫米地英人
販売元:フォレスト出版
発売日:2009-07-07
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最近立て続けに著者の本が何冊か出版されていますが、それらのうちでは本書が最も著者の気合いの入った本です。
サブタイトルに「TPIE公式ブック」とありますが、TPIEとは「タイス・プリンシプル・イン・エクセレンス」の略で、ルー・タイスと著者が共同で、ビジネス・コーチング・プログラムのプログラムの「決定版」として創り上げたそうです。ルー・タイスという人は有名な方のようで、著者の過去の本に名前が出てきます。
続きを読む2009年04月11日
『コンサルタントの習慣術』
野口 吉昭著 2009年3月30日発行 777円(税込)
コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書)
著者:野口 吉昭
販売元:朝日新聞出版
発売日:2009-03-13
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タイトルからおわかりのように、著者はコンサルタントの方です。本書は習慣を軸にして、さまざまな点から自己啓発の方法が語られています。
一般的にコンサルタントの方が書かれた本は、論旨がはっきりしており、まとめもわかりやすいものが多いのですが、本書も同様でした。
続きを読む2009年03月12日
『バリの賢者からの教え〜思い込みから抜け出す8つの方法』
ローラン・グネル著 河村 真紀子訳
2009年3月25日発行 1575円(税込)
バリの賢者からの教え~思い込みから抜け出す8つの方法~L’homme qui voulait etre heureux
著者:ローラン・グネル
販売元:二見書房
発売日:2009-03-02
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フランスでベストセラーになっている本です。本書は物語の形式で書かれている自己啓発書であり、主人公がバリ島の老治療師から一週間かけて「思い込み」から抜けだす心構えを学ぶ内容になっています。
バリの自然と融合した神秘的な環境の描写が、内面に沈静する雰囲気を盛り上げており、読んでいるうちに異空間に引き込まれるような感覚を抱かせます。
続きを読む2009年02月27日
『知っているようで知らない 「法則」のトリセツ』
水野 俊哉著 2009年2月26日発行 1260円(税込)
知っているようで知らない 「法則」のトリセツ
著者:水野 俊哉
販売元:徳間書店
発売日:2009-02-26
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本書は今日初めて書店で目にしましたが、すでに以下のメジャーな書評ブログで記事になっています。
マインドマップ的読書感想文:「知っているようで知らない 法則のトリセツ」
404 Blog Not Found :成功本100冊分のエキス - 書評 - 法則のトリセツ
本書は著者の4冊目の本です。今までの3冊は一定のフォーマットに基づき、成功本やマネー本を紹介するという形式でしたが、本書では自由度の高いスタイルになっています。
続きを読む2009年01月21日
『どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ!』
吉井 亮介著 2009年1月11日発行 1365円(税込)
どこの会社でも通用する、ポータブル・スキルを身につけろ!
著者:吉井 亮介
販売元:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日:2009-01-16
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著者はコンサルティングの仕事をされている方です。以前にも『ノウハウを学んでいるのに、なぜ、儲からないのか?』という良書をご紹介しました。本書は第2作目ですが、前回よりも自己啓発色が濃い内容です。
著者略歴によると、「個人の人間的成長が、充実感と成果の鍵だと考え、「成長」と「ビジネス」についての独自の理論を構築」とあります。本ブログのタイトルのキーワードが重なっていますが、本書のキーワードは「成長」であると思います。
続きを読む2009年01月10日
『カリスマ編集者の「読む技術」』
川辺 秀美著 2009年1月22日発行 777円(税込)
カリスマ編集者の「読む技術」 (新書y)
著者:川辺 秀美
販売元:洋泉社
発売日:2009-01-07
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著者が「カリスマ編集者」なのは、ビジネス書の編集者として執筆者を発掘し、次々と異色のヒット作品を世に送り出されたからだそうです。有名どころでは以下のものがあります。
続きを読む2009年01月04日
『榊原式スピード思考力』
榊原 英資著 2008年12月20日発行 1000円(税込)
榊原式スピード思考力
著者:榊原 英資
販売元:幻冬舎
発売日:2008-12
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三ヶ月近く前に『竹中式マトリクス勉強法』を紹介しましたが、本書も同じ出版社から出ています。『竹中式マトリクス勉強法』は売れているようですが、この企画はシリーズ化されるのかもしれません。
著者は国際金融で著名な財務官僚であった方です。経済についての啓蒙書もよく書かれており、本ブログでも紹介したことがありましたが、本書のように直接経済とは関係のない本を採り上げるのは初めてです。
続きを読む2008年11月20日
2008年10月09日
『竹中式マトリクス勉強法』
竹中 平蔵著 2008年10月10日発行 998円(税込)
竹中元大臣による勉強法の本です。勉強本はふだんあまり紹介していないのですが、本書は経済についての勉強法も書かれていたので、買って読んでみました。
著者は啓蒙書も含め経済の本は数多く書かれていますが、本書のような勉強本は初めてと思います。以下にある各章のタイトルを見ると、どのようなことについての勉強法が述べられているかがよくわかります。
続きを読む2008年10月02日
『読書進化論』
勝間 和代著 2008年10月6日発行 777円(税込)
読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書 1)
今月創刊となった小学館101新書のトップバッターです。一番打者からヒットになりそうです。本書は昨日からリアル書店の店頭に並び始めたばかりなのですが、すでに多くのブログで紹介されているようであり、発売された翌日に紹介するのすら遅きに逸している感があります。
本書には二つの大きな柱があり、一つは個人が読書を通じていかに進化して成功するかという自己啓発的な内容、もう一つは出版業界がいかに本の売り方を進化させるかというマーケティング的な内容です。
続きを読む2008年09月16日
『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』
小宮 一慶著 2008年9月15日発行 1050円(税込)
著者の「ビジネスマンのための「〜力」養成講座」シリーズ最新刊で、今回は「読書力」となっています。以前から出版されるという話があったので、楽しみにしていました。期待通りよい本でした。
タイトルが「ビジネスマンのための」となっていますが、著者も書かれている通りビジネスマン以外の方が読んでも役に立つ本です。本書のテーマの一つは「読書を通じて頭をよくすること」だからです。著者は読書の方法を目的に応じて以下の5つに分類しています。
続きを読む2008年09月10日
2008年08月24日
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』
マーカス・バッキンガム/ドナルド・O・クリフトン著 田口 俊樹訳
2001年11月30日発行 1680円(税込)
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
KTさんのご要望にお応えして、本書のウェブサイトにあるテストをやってみました。本書は7年近く前に翻訳が出ていますが、勝間和代さんのおすすめで再び注目を浴びている本です。
本書のテストは2ヶ月くらい前から書評ブログで話題になっており、本書で定義されている34の資質の中から、個人に特徴的な強みを順番に5つ教えてくれるものです。(テストを行うためには、本書を新本で買ってアクセスキーを入力する必要があります。)すでに著明なブロガーの方々が行われていますが、それらの結果はとんさんのブログの記事にまとめてリンクが張られています。
続きを読む2008年08月23日
『成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内』
水野 俊哉著 2008年8月30日発行 1000円(税込)
成功本51冊もっと「勝ち抜け」案内 (Kobunsha Paperbacks Business 20)
本ブログでも紹介した『成功本50冊「勝ち抜け」案内』の第二弾ですが、著者の前書きによると「この本はただの前作の続編ではない。」とのことです。本のスタイルとしては、著者の現在進行形の体験を織り交ぜつつ成功本を紹介するという内容なのですが、今回はより精神的な側面に重点を置いて書かれているようです。
本書は、今日本屋で見つけました。今回はどのような本が紹介されているか、前作が出てから著者がどのような経験をされたかなどに思いをめぐらしながらページをめくっていたのですが、本書の終わりのあたりで、このブログのタイトルが目に飛び込んでくるというサプライズがありました。
続きを読む2008年08月11日
『本当はすごい私』
苫米地 英人著 2008年8月6日発行 1365円(税込)
苫米地氏の新刊です。自己啓発書ですが最近氏が語ってきたことの集大成とも言える内容になっています。集大成ですが、非常に簡潔に述べられており、「抽象度」が高くなっているようです。
本書のメッセージは10の言葉にまとめられており、その言葉が書かれたカードが巻末に切り離して使えるよう付属しています。
続きを読む2008年08月05日
2008年07月26日
2008年07月05日
『億万長者 専門学校』
クリス 岡崎著 2008年7月8日発行 1890円(税込)
著者プロフィールによると、著者のクリス岡崎氏は『一瞬で自分を変える法』などのベストセラーの著者であるアンソニー・ロビンスのプラチナ・パートナーとシニアリーダーをされている方だそうです。
本書は500ページ近い大著ですが、中学生でも読むことができるくらい非常に平易にわかりやすく書かれており、図やまとめも豊富にあるため、全体の通読にページ数ほどの時間はかかりません。
続きを読む2008年06月14日
『いま、すぐはじめる地頭力』
細谷 功著 2008年6月20日発行 1575円(税込)
出版社は違いますが、『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』の続編ともいうべき本です。著者の本が出てから、「地頭力」という言葉は一般に広まりつつあります。
本書ではまず最初に地頭力診断があり、思考停止度、仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考力の4つのチェックシートに分けられています。その後、それぞれのチェックシートの項目についての詳しい解説が本書のメインになっています。
続きを読む2008年06月12日
『ラクをしないと成果は出ない』
日垣 隆著 2008年5月30日発行 1500円(税込)
作家・ジャーナリストの著者による仕事術の本です。ジャーナリストという職業柄インプットとアウトプットが重要なので、仕事術の本ですが、かなりその辺が意識された内容になっています。
全体で10の章から成り、それぞれの章について見開き2ページで10の項目があり、全部で100項目あります。一つ一つの項目は、1〜2行のタイトル→2ページの本文→1行のポイントによるまとめの構成で読み切りになっていますが、たまにポイントにひねりが加わっていることがあり、そのあたりも面白いところです。
続きを読む2008年05月15日
『人生のすべてを決める鋭い「直感力」』
リン・A・ロビンソン著 本田 健訳・解説
2008年5月25日発行 1470円(税込)
人生のすべてを決める鋭い「直感力」―問題解決の“最強のツール”が身につく本!
直感をテーマにした自己啓発書です。『ユダヤ人大富豪の教え』の本田健さん訳で、コラム・解説が付いています。原著者はコンサルタントで、直感をビジネスなどに応用されている方です。
本書は、ビジネスや日常生活における直感の重要性や受け取り方がやさしく解説されており、直感を通じて成功するという自己啓発的な色合いの濃い本です。
続きを読む2008年05月11日
2008年04月24日
『明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法』
小宮 一慶著 2008年4月16日発行 1365円(税込)
明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法 (講談社BIZ)
本ブログで何回も著書を紹介させていただいている小宮一慶氏の新刊です。いままでは数字やものの見方についての本でしたが、本書は仕事における目標達成法について書かれています。著者は数多くの本を書かれており、最近はベストセラーが多いですが、本書によると年に3冊は本を書かれることにされているようです。
大きな見出しが17ありますが、それらを見ると本書の内容が大まかにわかります。
続きを読む2008年04月22日
『インテリジェンス読書術』
中島 孝志著 2008年4月20日発行 840円(税込)
インテリジェンス読書術―年3000冊読破する私の方法 (講談社+α新書 317-2C)
サブタイトルにもあるように、年3000冊の本を読まれる著者の読書論です。本書によると、著者は3000冊の本はすべて購入されているようです。
本書は大きく分けて二つのことが書かれています。読書哲学ともいうべき読書についての著者の想いや考え方と、実際にどのように読書をするかという実用的な方法論です。
続きを読む2008年04月03日
『この人についていきたい、と思わせる21の法則』
ジョン・C・マクスウェル著 弓場 隆訳
2008年2月28日発行 1230円(税込)
この人についていきたい、と思わせる21の法則―成功者に学ぶ人間力の磨き方
タイトルに21という数があるので、ディスカバー・トゥエンティワンから出版されているのかと思いきや、ダイヤモンド社から出ている本でした。『なぜ日本にはいい男がいないのか 21の理由』がディスカバー社から出ていたので、連想してしまいました。
本書は『リーダーシップ 人間力の鉄則』のタイトルで7年前に出版された本が、改題されて再出版されてものです。著者のジョン・C・マックスウェルは自己啓発の著作が数多く、少し前では『その他大勢から抜け出す成功法則』などの本もヒットしました。
続きを読む2008年03月28日
『続ける力』
伊藤 真著 2008年3月30日発行 756円(税込)
続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書 い 4-1)
昨日に引き続いて幻冬舎新書の新刊です。アマゾンの画像は昨日と同じように、まだアップされていません。著者は司法試験の受験指導で有名な伊藤真氏です。過去に『夢をかなえる勉強法』『夢をかなえる時間術』などのベストセラーがあります。
最近は新年度が始まる時期なので、書店での勉強法や仕事術の本の平積みや特設コーナーが目立ちます。この時期決意を新たにする方は多いと思いますが、継続の難しさはご存知の通りです。本書はタイトルの通り、「続ける」ということをテーマにしている本です。
続きを読む2008年03月02日
『成功学キャラ教授』
清涼院 流水著 2006年11月1日発行 1575円(税込)
本書は、以前このブログで記事にした『成功本50冊「勝ち抜け」案内』で紹介されていた本のうち、唯一「存在すら知らなかった本」でした。smoothさんも本書については同じであったようですが、すでに詳しい内容の紹介があります。自分が本書を買ったのは、その記事を読んで内容についてのお墨付きを得てからであり、リスクを取らなかった分、紹介が遅くなっています。
本書と似たような作りの「成功エンターテイメント小説」に、以前紹介した『夢をかなえるゾウ』があります。そちらはすでに50万部程度のベストセラーになっており、テレビドラマ化も決まっています。両方とも読んでみて、本書も同じくらいよく書かれているという読後感を得たのですが、今のところ『夢をかなえるゾウ』ほどには売れていないようです。両者の商業的な違いはどこから生じたのでしょうか。
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