本--その他
2013年08月05日
『蔵書の苦しみ』
蔵書の苦しみ (光文社新書) [新書]
本好きの人にとって、書物の管理をどのように行うかは、本が好きであればあるほど大きな問題です。本書はタイトルに「苦しみ」とありますが、自宅に「蔵書」とも言えるべきものある方にとって、この単語の選定は心に響くかもしれません。
本書に詳しく述べられていますが、著者自身も本好きな方で、ライター、書評家という肩書きからも、本に囲まれた生活を想像することができます。
本書の目次は以下の通りです。
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2010年04月22日
『電子書籍の衝撃』
佐々木 俊尚著 2010年月4月15日発行 1155円(税込)
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
著者:佐々木 俊尚
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2010-04-15
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iPadの日本発売を間近に控えているためか、本書以外にも電子書籍についての本がボチボチ出版され始めています。iPadは4月末の発売予定に合わせて購入するつもりでしたが、残念ながら延期されてしまいました。
本書は電子書籍とそれに関連する出版業界の最新動向や、今後の予測について著者の見方が述べられている本です。本書の目次は以下の通りです。
続きを読む2010年03月31日
『ビジネスモデルを見える化する ピクト図解』
板橋 悟著 2010年2月18日発行 1575円(税込)
ビジネスモデルを見える化する ピクト図解
著者:板橋 悟
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2010-02-19
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ビジネスモデルを可視的に図解するというめずらしい試みの本です。本書はピクト図解という図が多用されており、百聞は一見に如かずなので、書店で手にとってもらうのが一番わかりやすいと思います。
ビジネスモデルという言葉は、少し前にビジネス書で流行った「仕組み」という言葉と同じように、構造が自動的に儲けをもたらすというような響きが魅力的な言葉です。本書の目次は以下の通りです。
続きを読む2010年02月17日
『アホの壁』
筒井 康隆著 2010年2月20日発行 714円(税込)
アホの壁 (新潮新書 350)
著者:筒井 康隆
販売元:新潮社
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まだ書影がないのですが、大ベストセラー『バカの壁』と同じ新潮新書の最新刊です。本書は『バカの壁』のタイトルを連想させること、著者が筒井康隆氏ということですぐに目を惹かれる本です。
バカの壁は400万部を越えるベストセラーになりましたが、はたして本書はどれくらい売れるのでしょうか?
続きを読む2010年02月10日
『ブッダはなぜ女嫌いになったのか』
丘山 万里子著 2010年1月30日発行 798円(税込)
ブッダはなぜ女嫌いになったのか (幻冬舎新書)
著者:丘山 万里子
販売元:幻冬舎
発売日:2010-01-30
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著者は音楽評論家ですが、東洋思想にも造詣が深い方のようです。本書のタイトルには惹かれました。本書はある程度仏教に興味のある方の方が興味深く読めると思います。
本書はブッダの人生について、母や妻など女性との関係を中心に描かれている本です。おもに女性の視点から、なぜブッダが「女嫌い」になったかが、著者の豊かな創造力を通じて解説されています。
続きを読む2009年10月09日
『西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編』
西原 理恵子著 2009年9月25日発行 1155円(税込)
西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編
著者:西原理恵子
販売元:新潮社
発売日:2009-09-25
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本書は内容的に大きく二つに分かれていますが、FXについて描かれているのは前半部分のみです。タイトルに惹かれて買った人にとって面白いのは、やはり最初の部分だと思います。
著者は麻雀の漫画でも有名な方で、昔よく読ませてもらいました。このブログでは、ベストセラーになった『この世でいちばん大事な「カネ」の話』を紹介したことがありますが、著者はお金に対して強い思い入れを抱きつつも、そのお金をギャンブルで大きく失ってしまうという両価的なところもあるようです。
続きを読む2009年10月06日
『未来のための江戸学』
田中 優子著 2009年10月6日発行 777円(税込)
未来のための江戸学 (小学館101新書 52)
著者:田中 優子
販売元:小学館
発売日:2009-10-01
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同じ小学館101新書の新刊ですが、先日紹介した『目立つ力』には書影があるのに、残念ながら本書にはありません。著者は江戸文化の研究者で、江戸について数多くの著作がある方です。タイトルからは一見経済とあまり関係がなさそうに思えるのですが、実際は経済関係のことがいくらか出てきます。
江戸時代についてはしばらく前から研究が進み、本も数多く出ています。本書は江戸時代を考え直すことによって、今後の日本の未来について参考になる点があるかもしれません。本書の目次は以下の通りです。
続きを読む2009年09月11日
『楽しい騙しのインテリジェンス?』
伊東 乾著 2009年9月25日発行 882円(税込)
楽しい騙しのインテリジェンス?―マリック直伝!サギのイロハと撃退法 (モナド新書)
著者:伊東 乾
販売元:にんげん出版
発売日:2009-09
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著者は作曲家や指揮者などの音楽家であり、大学の教官もされています。過去に幅広いジャンルの本を書かれていますが、本書も非常にユニークな本です。
著者は小学生の頃、当時は無名のMR.マリック氏に手品を数年間にわたり習われていたそうです。本書の半分くらいはMr.マリック氏との対談になっています。本書の章のタイトルは以下の通りです。
続きを読む2009年09月09日
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』
加藤 陽子著 2009年7月30日発行 1785円(税込)
それでも、日本人は「戦争」を選んだ
著者:加藤陽子
販売元:朝日出版社
発売日:2009-07-29
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著者は大学で歴史を教育・研究されている方です。本書は明治以降に日本が関係した戦争を軸に、日本の近現代史について述べられている本です。
本書は歴史に興味のある中高生に対して実際に行われた講義がもとになった本であり、内容の高度さと語り口の平易さが両立している良書です。
続きを読む2009年08月01日
『「ビジネス書」のトリセツ』
水野 俊哉著 2009年7月31日発行 1260円(税込)
「ビジネス書」のトリセツ
著者:水野俊哉
販売元:徳間書店
発売日:2009-08-01
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本書はリアルの書店には今日から並び始めたと思うのですが、今朝すでにsmoothさんが記事にされています。また、いくつかのブログでも発売前にすでに紹介されています。
著者はまたたく間にビジネス書の第一人者になられ、本書以外にも数冊のビジネス書についての本があります。今までの本は個々のビジネス書の紹介が主でしたが、本書ではより次元の高い視点から俯瞰された内容になっていると思います。
続きを読む2009年07月31日
『不思議なハンコ屋―山本印店物語』
山本 桃仙著 2008年5月30日発行 1365円(税込)
不思議なハンコ屋―山本印店物語
著者:山本 桃仙
販売元:マキノ出版
発売日:2008-05
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出版されてから1年以上経つのですが、最近まで本書の存在は知りませんでした。本書の著者は、「不思議なハンコ屋」山本印店で長年ハンコ職人をされている方です。今日本書を採りあげるのは、本自体を紹介したいというよりも、昔に本書のハンコ屋さんでハンコを作ってもらったことがあるという理由からです。
ここのハンコ屋さんの特徴は、ハンコの文字が個性的であるということと、ハンコを作る前に本書の著者が直感で浮かんだことをいろいろ話してくれるということの二つがあります。
続きを読む2009年07月09日
『若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!?』
森川 友義著 2009年5月18日発行 1050円(税込)
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書)
著者:森川 友義
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2009-07-07
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本書は、日本の若者の政治リテラシーを高める目的で書かれている本です。サブタイトルに「35歳くらいまで」とありますが、生きた政治学の入門書として、それ以上の方が読んでも得るところが多いと思います。ふだん政治にあまり興味がない人ほど、本書を読むことに意味があるはずです。
本ブログでもたまに紹介していますが、経済学の啓蒙書はすべてを把握しきれないくらいに次々と出版されています。しかしながら、なぜか政治学の啓蒙書はほとんどありません。
続きを読む2009年05月31日
『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』
ひろゆき著 2009年6月1日発行 777円(税込)
僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)
著者:ひろゆき
販売元:扶桑社
発売日:2009-05-29
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2ちゃんねるの開設者ひろゆき氏の新刊です。本書のタイトルには2ちゃんねるを「捨てた」とありますが、実際には「譲渡」したそうです。本書に本人の解説がありますが、「譲渡」とは必ずしもタダで引き渡すことではないそうです。
本書の実際の内容はタイトルとはやや異なり、ネット業界の今後の展望と、ネット業界とテレビ業界の関係についての見方などが主なテーマになっています。
続きを読む2009年05月25日
『ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている』
松井 政就著 2009年5月20日発行 880円(税込)
ギャンブルにはビジネスの知恵が詰まっている (講談社プラスアルファ新書)
著者:松井 政就
販売元:講談社
発売日:2009-05-21
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まえがきの一番最初にありますが、著者は「大変なギャンブル好き」だそうです。本書は、著者の豊富なギャンブルの体験とギャンブルの視点から見た日常生活におけるさまざまな事柄がエッセイ風に書かれています。
タイトルには「ビジネスの知恵」とあり、ビジネスについてもある程度述べられていますが、必ずしもビジネスが話題の中心になっているわけではありません。本書の章は少なく、以下の三つのみです。
続きを読む2009年05月23日
『竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術』
竹内 薫著 2009年5月5日発行 1575円(税込)
竹内流の「書く、話す」知的アウトプット術
著者:竹内薫
販売元:実務教育出版
発売日:2009-04-25
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著者はサイエンスライターですが、最近はテレビやラジオのお仕事もなさっているようです。著者の本については、最近『バカヤロー経済学』を紹介したので、本書も気になって読んでみました。
著者のインプット術、思考術、アウトプット術という分類で述べられていますが、本とのつき合い方から、英語、数学、国語、理科の勉強法まで幅広く述べられており、著者の日常の過ごし方や考えていることが書かれている本という印象を受けます。
続きを読む2009年04月20日
『ウェブはバカと暇人のもの』
中川 淳一郎著 2009年4月20日発行 798円(税込)
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書 399)
著者:中川淳一郎
販売元:光文社
発売日:2009-04-17
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著者は広告代理店などを経て、インターネットのニュースサイトの編集をされている方です。本書は著者の現場における豊富な体験を踏まえて、ネットの問題点や限界などが語られています。
本書は実用的な議論も豊富であり、ブロガーも含めてネットで情報発信する方にとって、非常に啓発的な内容になっています。本書の目次は以下の通りです。
続きを読む2009年04月18日
『多読術』
松岡 正剛著 2009年4月10日発行 840円(税込)
多読術 (ちくまプリマー新書)
著者:松岡正剛
販売元:筑摩書房
発売日:2009-04-08
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著者は読書家として有名な方のようです。寡聞にしていままで知りませんでしたが、インターネット上で千夜千冊という本のナビゲーションをされています。
上記のページを眺めると、著者の本に対する思い入れがただならぬものであることがわかります。本書は著者が読書や本に対する思いをインタビュー形式で語っています。
続きを読む2009年04月13日
『読ませるブログ』
樋口 裕一著 2009年4月20日発行 720円(税込)
読ませるブログ (ベスト新書 224)
著者:樋口 裕一
販売元:ベストセラーズ
発売日:2009-04-09
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ベストセラー『頭がいい人、悪い人の話し方』の著者による「ブログのススメ」とでもいうべき本です。著者は長年にわたり小論文を教えておられる方なので、小論文的な文章量であるブログとの相性もよいのかもしれません。
著者は本を書くときに、読者の対象を具体的に思い描かれるそうですが、おそらく本書は、あまりITに馴染みのない中高年の方をターゲットにされていると思います。活字が大きめなことからもわかります。
続きを読む2009年03月05日
2009年02月24日
『クリエイティブ都市論―創造性は居心地のよい場所を求める』
リチャード・フロリダ著 井口 典夫訳
2009年2月19日発行 2520円(税込)
クリエイティブ都市論―創造性は居心地のよい場所を求める
著者:リチャード・フロリダ
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2009-02-20
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タイトルにある「クリエイティブ」という言葉から連想されますが、著者の本は『クリエイティブ・クラスの世紀』『クリエイティブ資本論』の2冊の本がここ2年くらいで翻訳・出版されています。本書は続編的な意味合いもありますが、本書単独でも読むことができます。
クリエイティブになるために住む場所の重要性が本書のテーマですが、そのことについて著者は前書きで以下のように書かれています。
続きを読む2008年12月18日
『サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代』
下條 信輔著 2008年12月10日発行 945円(税込)
サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書)
著者:下條 信輔
販売元:筑摩書房
発売日:2008-12
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著者はサブリミナルの研究者として世界的に高名な方です。一般向けの啓蒙書も過去にいくつか書かれており、新書では以下の2冊があります。
以上の2冊はかなり以前に出版された本ですが、それもそのはずで、本書のあとがきによると、著者は「十年間断筆宣言」をされていたそうです。本書は満を持しての新作になりますが、やはり期待は裏切られませんでした。
続きを読む2008年09月19日
『ブログ論壇の誕生』
佐々木 俊尚著 2008年9月20日発行 798円(税込)
毎日ブログを書いていると本書のような本は書店で自然に手が伸びてしまいます。著者は『グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する』の佐々木俊尚氏です。
本書はほとんどが月刊誌『諸君!』に2007年8月号から2008年9月号まで連載されていた「ネット論壇時評」の原稿が元になっており、ここ1年くらいにネットに関連して議論のあった諸問題が幅広く論じられています。
続きを読む2008年09月11日
『数字力!』
坪井 信行著 2008年9月9日発行 1365円(税込)
数字力! 客観化→具体化→説得化の3stepで「苦手」な数字を「得意」に変える
著者の『100億円はゴミ同然』以前このブログで紹介しました。前著は外資系金融機関の内情紹介といった内容の本でしたが、本書は前著と比べるとビジネスで直接役に立つ内容になっています。
本書は大きく二つのパートに分かれており、最初は「数字リテラシー」について、その後に会計と投資への応用について書かれています。
続きを読む2008年08月30日
『司法に経済犯罪は裁けるか』
細野 祐二著 2008年8月4日発行 1680円(税込)
著者は公認会計士の方ですが、キャッツの株価操縦事件で有価証券報告書虚偽記載の共同正犯として逮捕・起訴され、御自身は無罪を主張するも、一、二審で敗訴し、現在上告中です。
著者の本は、事件の手記である『公認会計士vs特捜検察』が昨年出版されベストセラーになっています。しばらく前に『法廷会計学vs粉飾決算』が出版され企業の会計の問題点について突っ込んで書かれていたので読んで紹介しようと思っていましたが、積ん読になっているうちに本書が新たに出てしまいました。
2008年08月21日
『カリスマのつくり方』
戸矢 学著 2008年9月2日発行 735円(税込)
著者は神道の神主をされている方ですが、企業のCC(Corporate Communication)戦略の仕事もされています。本書は政治や企業経営におけるカリスマやブランドの分析と作り方、そしてそららのメディア戦略について述べられています。
本書によるとカリスマはもともと宗教の教祖から来ている言葉であり、神主でもある著者が本書のような本を書かれているのは、自然なことなのかもしれません。
続きを読む2008年08月04日
『「自分だまし」の心理学』
菊池 聡著 2008年8月5日発行 819円(税込)
本書は認知心理学からみた「だまし」についてがテーマです。著者が大学で教えておられるため、本書はやや学術的な香りも感じられます。「だまし」は一般的には望ましくないことと考えられていますが、本書はそれを見直し、「だまし」に積極的な意味を見いだそうという主旨です。
本書はビジネス書ではないので、ビジネスや投資と直接の関係はないのですが、何かを売るときは「だまし」の要素が入らざるを得ませんし、投資の世界も他者からの「だまし」や自分の投資行為について「自分だまし」をしていることが多く、本書の内容を知っているとより深いレベルからビジネスや投資を考え直すことができると思います。
続きを読む2008年07月30日
『自宅で不労所得を生み出すすごい仕掛け』
石田 健著 2008年4月25日発行 1470円(税込)
自宅で不労所得を生み出すすごい仕掛け―働かないで年収10倍!
数日前に『やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』を紹介したところ、いくつかコメントをいただいたので、その本で紹介されていた「「仕組み」を作った人」の方が直接書かれた本を読んでみました。
著者はインターネットビジネス業界では有名な方です。『やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている』はライターの方による取材本で、発見、驚き、期待などが本の内容から感じられました。本書はインターネットビジネスを長らく実践し、すでに成功された方の本なので、ノウハウ、成功、自信を本の内容から感じることができます。
続きを読む2008年07月18日
『空気のトリセツ』
指南役著 2008年7月10日発行 1365円(税込)
ホイチョイ・プロダクションズのブレーンも務めるエンタテインメント集団「指南役」の新刊です。本ブログでは以下の2冊の本も過去に紹介しました。
表紙が統一されていて一目でシリーズとわかります。過去の2冊は扶桑社から出ていますが、今回はポプラ社からです。表紙だけ見ると、同じ出版社から出ている本と思ってしまいます。
続きを読む2008年06月11日
『ビジネスに「戦略」なんていらない』
平川 克美著 2008年6月21日発行 819円(税込)
2004年に出版された『反戦略的ビジネスのすすめ』が新書向けに加筆・修正されたものです。著者はいくつかの会社の経営に関わっておられ、ビジネスの現場にいる方です。
本書は、読む人が本から何を期待するかによって評価が分かれる本です。現代思想の香りのする抽象的な記述が多いため、ビジネスに直接役立つノウハウを求めている方は、本書を読みながら何かしらもどかしい感覚を抱くかもしれません。
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